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犬は山登りをしてもだいじょうぶ?【第63回】

編集部 まめお | 2018年07月09日


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犬は山登りをしても大丈夫?

 

自然が美しい季節、愛犬と一緒に登山やハイキングを楽しみたいと考える飼い主さんも多いのではないでしょうか。いつもとは違った景色を愛犬にも見せてあげたいですよね。しかし「犬を山登りに連れていっても良いの?」と心配する声も聞かれます。こちらでは、注意点や持ち物など犬の山登りについて解説しましょう。

目次

  1. 下調べをきちんとしておく
  2. しつけや予防接種は済ませておく
  3. リードは必須
  4. 排泄物は必ず持ち帰る
  5. ほかの登山者を優先する
  6. 自然を荒らさない
  1. トイレ用グッズ
  2. リード
  3. フード
  4. 虫よけグッズ

犬と山登りしても大丈夫

結論から言えば、マナーを守った上でしっかりと準備を行えば、若くて健康な犬なら一緒に登山やハイキングに出かけても大丈夫です。犬は人間よりも運動量が多く身体能力も高い動物。犬種によっては、もともと山の中で生活している犬もいます。よほど標高の高い山や険しい山道でなければ、山登りはむしろ健康な犬にとって良い運動となるでしょう。普段の散歩コースとは違う、起伏のある山道や脇に咲いている花々は愛犬にとって良い刺激となるはず。良い経験として楽しんでもらえるでしょう。ただし、山によっては犬の登山を禁止している場合があります。「山はみんなのものだし、どこでも自由に入って良いのでは?」と思われるかもしれませんが、山によっては登山口の入り口やホームページなどに「NG」と記載してあることも。確かに犬の入山を禁止する法律はありません。しかし自治体や山の管理者などの判断により、生態系を守る・登山者同士のトラブルを避けるなどの理由からペットの入山を規制しているケースもあります。出かけた先で悲しい思いをしないためにも、あらかじめ犬が登っても大丈夫な山かどうか確認しておきましょう。

犬と山登りする際に気を付けたいこと

では愛犬と山登りする際には、どのようなことに注意したら良いのでしょうか。ほかの登山者の中には犬が苦手な方やアレルギーを持っている方もいます。愛犬と人間、みんなが気持ち良く登山ができるように以下の点に気を付けましょう。

1.下調べをきちんとしておく

「犬が入山できるかどうか」はもちろん、「難易度は適切か」、「犬にとって危ない場所はないか」などもきちんと調べておきましょう。人間にはなんてことのない山道でも、靴を履いていない犬には危険なこともあります。
岩場が多い山や、傾斜がきつい山は犬にとっては不向き。また鎖を掴んで登る場所やはしごで登る場所は犬には通れません。吊り橋は、できれば避けたいところですが、渡る際には抱っこして渡りましょう。
初心者は難易度の低い山をおすすめします。とくに小型犬の場合は体力・運動量共に大型犬よりも低いため、難易度を下げてあげてください。可能であれば、飼い主だけで一度登っておくと良いでしょう。

2.しつけや予防接種は済ませておく

山登りは、いつもの散歩コースとは違います。興奮した犬がほかの登山者や犬に飛びついたり、吠えたりするかもしれません。また穴を掘ったり野生動物を追いかけたりすることも。飼い主の声でストップをかけられるよう、「マテ」などの訓練をしっかりしておきましょう。
また自然が多いということはそれだけ感染源も多いということでもあるため、予防接種は必ず済ませておいてください。その際、獣医さんに「登山が可能か」と愛犬の体力や健康状態について判断を仰いでおくと良いでしょう。

3.リードは必須

ノーリードはNGです。どんなにしつけの行き届いているワンちゃんでも、興奮して走り出すことがあります。山の中で迷子になったり、ほかの人にケガをさせてしまっては大変なので、必ずリードはしておくこと。その際、伸びるタイプではないリードを使用しましょう。また登山道は狭いことが多いので、リードは短く持つことがマナーです。

4.排泄物は必ず持ち帰る

時々「自然に還るから」と排泄物を放置していく飼い主さんがいますが、これはマナー違反です。景観を楽しむのは登山の醍醐味のひとつですが、その中に犬の排泄物があったら気分を害すもの。また犬の排泄物が生態系を崩してしまうという可能性もあります。土に埋めたり草で隠したりせずに、必ず持ち帰りましょう。

5.ほかの登山者を優先する

登山道は決して広くなく、ほかの登山者とすれ違うことやペースの速い方に追い越されることも多くあります。そういう時は愛犬と一緒に道の端に寄り、「どうぞ」と道を譲りましょう。不要なトラブルを避けることができますし、愛犬と気兼ねなく自分たちのペースで登山することができます。ただ道のすぐ脇が傾斜していることもあるため、端に寄る時はくれぐれも愛犬がケガをしないよう気を付けてください。また、なるべくほかの登山者の迷惑にならないよう、混雑する時間帯を避けるという方法もあります。

6.自然を荒らさない

愛犬が自然の中ではしゃぐ姿を写真に撮りたくなるかもしれませんが、自然を荒らさないことが大前提。自然保護区など、立ち入り禁止になっている場所もあります。美しい景観の場所ほど入域禁止になっていることが多いため、必ず確認しましょう。禁止になっていない場所でも、やはり自然の花々を踏み荒らすのは良くありません。基本的には登山道から出ないようにすると安心です。

 


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犬連れ登山の必須アイテム

愛犬と一緒に山に登る際には、何が必要となるでしょうか。登山時に欠かせないアイテムについてご紹介していきます。

1.トイレ用グッズ

排泄物は必ず持ち帰ります。ペットシートやウンチ回収袋を持って行きましょう。登山となると時間も長く、また運動により排便が多くなることもあるため、いつもの散歩よりも多めに持って行くと安心です。

2.リード

狭い登山道でほかの登山者に飛びついたりしないよう、伸縮しないタイプで1mほどのやや短めのものがおすすめです。驚いた拍子に逃げ出すことのないよう、丈夫なものを選んであげましょう。

3.水

山道を歩くと喉が渇くため、いつもの飲み水を持参してたっぷりと飲ませてあげましょう。山水はカラダに合わない可能性があるので飲ませない方がベター。また水を持って行けば、愛犬のおしっこを流す時にも使えます。

4.フード

愛犬の昼食はもちろん、おやつを持って行くのがおすすめです。何かあった時に注意を惹きつけることができて便利です。

5.虫よけグッズ

山には害虫がたくさんいます。ノミやダニをくっつけてしまわないよう、駆除剤を持って行くと良いでしょう。首輪に装着するタイプの虫よけもおすすめです。

 

山登りは、犬にとって思いっきりカラダを動かすチャンスでもあります。ただ犬種や年齢によって適した難易度はそれぞれなので、体力や運動能力に見合った山を選んであげると良いでしょう。そしてマナーや注意点を守り、愛犬と一緒に気持ち良く登山を楽しんでください。

 


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