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愛犬と花火大会に一緒に行きたい!連れ出すときの注意点を紹介【第61回】

編集部 まめお | 2018年07月09日


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愛犬と花火大会に一緒に行きたい!
連れ出す時の注意点を紹介

 

夏の風物詩といえば花火大会。夜空を彩る大輪の花火を、愛犬と一緒に見たい、愛犬にも見せてあげたい、そのようにお考えの飼い主さんも多いのではないでしょうか。しかしちょっと待ってください。花火大会は、犬にとってリスクの高いイベントです。連れて行くなら、以下の注意点をしっかり頭に入れておきましょう。

目次

花火の爆音に注意しよう

まず覚えておいてほしいのは、大抵の犬は花火の大きな音が非常に苦手だということです。犬の聴覚が優れていることは皆さんもご存知でしょう。音の聞こえる範囲は人間の約4倍。そして人間が聞き分けられる1/6程度の小さな音も聞き分けることができます。そんな犬にとって、花火の大きな音が何度も何度も炸裂したらどうでしょうか。
人間には「これは花火だ」と分かりますが、犬にはそんなことは分かりません。突然振動を感じるほどの爆音が繰り返し起こったら、犬は身の危険を感じてパニックになってしまうでしょう。これは野生の本能であり、いくら「大丈夫だよ」と言い聞かせたところで安心できるものではありません。
花火を楽しむどころか、怯えさせてしまうだけの結果になることも。場合によっては、数日間怖がっていたり、ストレスで具合が悪くなったりすることもあります。とくにあまり社会経験を積んでいない犬は、花火の音を怖がる傾向があります。普段からカミナリや航空機の音など大きな音を怖がる場合は、連れて行かない方が無難かもしれません。
どうしても連れて行きたい時は、少しずつ花火の音に慣れさせると良いでしょう。録音した花火の音を、最初は小さな音で流してください。この時、おやつをあげるという方法も有効です。大丈夫そうなら、少しずつ音量を上げてみましょう。最終的に急に花火の音がしても平然としていれば、連れて行っても大丈夫です。
ただ会場で「ブルブルと震える」「ソワソワと落ち着かない」「どこかへ行こうとする」「呼吸が荒い」「嘔吐・失禁する」「吠える」などの行動が見られる時は、怖がっている証拠です。様子を見て帰宅するという選択肢も持っておきましょう。

 

人混みでの迷子に注意しよう

実際に、毎年花火大会の日に迷子になってしまうワンちゃんが後を絶ちません。花火の爆音でパニックになった犬が、恐怖に駆られて逃げ出してしまうためです。この時の犬の力はすさまじく、首輪をすり抜けたりリードを引きちぎったりすることもあります。飼い主の声も届かず、塀を飛び越えたり高いところから飛び降りたりすることも。無我夢中で人混みの中を走る犬を見つけることはかなり困難でしょう。そのまま家に帰って来られず、迷子になってしまう犬もいます。
万が一のために、必ず迷子対策をしておきましょう。首輪だけでなくハーネスをつける、迷子札をつけておく、マイクロチップの情報を最新のものにしておく、イベント本部の場所をあらかじめ確認しておく、などの対策が必要です。普段はおとなしいワンちゃんでも、パニックになると思いもよらない行動を取ることがあります。万全の対策をしておきましょう。また花火大会当日ではなく次の日にいなくなってしまうこともあるため、帰宅してからも油断は禁物です。

誤飲・誤食に注意しよう

花火大会会場には、たくさんの屋台が出ています。また自宅から食べ物を持参する人も多いでしょう。犬にとって食べられないものが落ちている可能性があるため、うっかり誤飲・誤食しないよう気を配ってあげてください。
また食べ物だけでなく、串やビニール袋などを食べてしまう可能性もあります。ゴミを食べてしまうと、喉のケガや嘔吐、呼吸困難などの症状が出ることも。症状に気が付いたら、すぐに病院に連れて行きましょう。拾い食いをさせないことが一番ですが、あらかじめ夜間でもやっている動物病院を調べておくと安心です。

愛犬と花火大会に行くならマナーを守って楽しもう

花火大会には、大勢の人たちが集まります。中には犬が苦手な人や、犬アレルギーの人もいるでしょう。周囲の人に迷惑をかけないようにすることを大前提として、排泄物の処理をきちんとする、必ずリードをつけた上で人混みではリードを短く持つ、などのマナーが求められます。
また普段はおとなしい犬でも、パニックになればほかの参加者や犬に噛みつく・ケガをさせる可能性もあります。目を離さないようにして、常に愛犬を気にかけてあげましょう。花火大会によっては、犬と一緒に入場するにはペット同伴誓約書にサインが必要な場合もあるため、一度要項を確認しておくことをおすすめします。ルールとマナーを守って気持ち良く花火大会に参加しましょう。

 

ワクワクする花火大会ですが、注意すべき点もたくさんあります。楽しかったのは飼い主だけ、なんてことのないように、愛犬のことを一番に考えてあげると良いでしょう。大会会場では様々なトラブルも考えられるため、連れて行く際は愛犬をコントロールできるようしっかり準備しておくことをおすすめします。

 


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