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愛犬を海水浴に連れていっても大丈夫?海水を飲んだらどうすれば?【第57回】

編集部 まめお | 2018年06月26日


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愛犬を海水浴に連れて行ってもだいじょうぶ?
海水を飲んだらどうすればいい?

 

夏といえば海水浴。愛犬が波打ち際を走る姿に思いを馳せ、「海で一緒に遊びたい!」と憧れる飼い主さんも多いでしょう。だけど愛犬が海水を飲んだら……と思うと心配ですよね。そもそも犬を海水浴場に連れて行っても良いのでしょうか?愛犬を海に連れて行きたい方は、ぜひこちらの記事をご参考ください。

目次

  1. 熱中症対策、脱水対策、
    やけど対策を万全に
  2. ライフジャケットを着用させる
  3. ビニールのボールや浮き輪に注意
  4. 拾い食い・誤食に注意
  5. 海水を飲ませない

愛犬を海水浴場に連れて行ってもだいじょうぶ?

まず海ならどこへでも連れて行って良いと思われる飼い主さんも多いようですが、じつはペット(犬)を連れて入ることを禁止している海水浴場もたくさんあります。これは海水浴客の中には、小さいお子様や犬が苦手な人・犬アレルギーがある人もいるためです。また排泄物による衛生面など、様々な理由から禁止となっている海水浴場があります。
そのため、事前にペット同伴可能な海水浴場かどうかを必ず確認しましょう。ペットOKの海水浴場でも、「海に入れてはいけない」「リードを外してはいけない」など細かなルールが規定されている場合もあるため、必ず確認して従ってください。
そして当然ですが、マナーを守り、排泄物の処理などは必ず行いましょう。またルールに明記されていなくても、リードはむやみに外さないこと。ほかの海水浴客の迷惑にならないことが基本です。
では犬にとって、海水浴はどのようなものでしょうか。多くの犬は、水遊びが好きです。海に連れて行ったらきっと喜んでくれるでしょう。水泳はエネルギーを使うため、良い運動にもなります。ただし犬種や性格によっても異なるため、一概にはいえません。
たとえばラブラドール・レトリーバーやニューファンドランドなどは、泳ぎが得意な犬種です。被毛も撥水性があり、濡れてもブルブルッと震わせるとすぐに乾きます。反対にダックスフンドなどの足の短い犬種やパグなどの頭の短い犬種は泳ぎが苦手。また大型犬でもボルゾイなど胸の深い犬種の中には泳ぎが苦手なワンちゃんもいます。泳ぎが得意でも苦手でも、波が高い時などは溺れる可能性があるため、決して目を離さないようにしてください。
そして家庭用プールや川と違い、海水には塩分が含まれています。熱い砂浜や海の生き物などもいるため、普段の環境とはまったくの別物といえます。犬を海に連れて行く際、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。

犬を海水浴に連れて行く際の注意点

夏の海には、ワンちゃんにとって危険なことがたくさんあります。みんなが安全かつ楽しく過ごすために、以下のポイントに気をつけましょう。

1.熱中症対策、脱水対策、やけど対策を万全に

犬は汗腺が少なく、暑さに弱い動物です。炎天下の海水浴場は、犬にとってかなり厳しい暑さになるでしょう。熱中症や脱水を起こす危険性があるので、海で遊ぶ時間帯は早朝や夕方に調節して、パラソルやテントなどで必ず日陰を確保してください。飲み水もたっぷり置きましょう。また、熱い砂浜によって肉球がやけどするおそれがあります。犬用の靴を履かせる、砂浜は抱っこして移動する、などの対策をとりましょう。

2.ライフジャケットを着用させる

泳ぎの得意なワンちゃんでも、高い波にはあっというまにさらわれてしまう可能性があります。もしもの時のために、犬用のライフジャケットやロングリードを着用させておくと安心です。

3.ビニールのボールや浮き輪に注意

海のレジャー用品はビニールでできているものが多く、犬がツメや歯を立てると簡単に壊れてしまいます。破片を誤食させないことはもちろん、ほかの海水浴客のビーチボールにじゃれついて壊してしまわないように注意しましょう。

4.拾い食い・誤食に注意

海岸には、打ち上げられた海草やクラゲ、ビニール袋などのゴミ、バーベキューで落とした玉ねぎなど、様々なものが落ちています。好奇心で誤食してしまうと、体調不良の原因になりかねません。開腹手術や最悪の場合は命を落とすおそれもあるため、注意してあげてください。

5.海水を飲ませない

犬はあまり汗をかかない動物のため、基本的に塩分はあまり必要ありません。塩分やバクテリアの多い海水を飲むと胃が炎症を起こしたり、嘔吐・下痢の症状が出たりすることがあります。なるべく海水を飲ませないようにしましょう。喉が渇くと海水を口にすることがあるため、こまめに水分補給させてあげてください。

 


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犬が海水を飲んだ時の対処法

どんなに海水を飲ませないように気をつけていたとしても、波打ち際ではしゃいでいる時に口に入ってしまったり、フリスビーやボールを咥える時に一緒に飲み込んだりと、海水を飲む可能性は充分にあります。
愛犬が海水を飲んでしまったら、たっぷり飲料水を飲ませてあげましょう。海水で下痢になると脱水症状に見舞われる可能性もあります。たくさん水を飲ませて休ませてあげてください。
また海水を飲むと塩気で喉が渇くため、また海水を飲む……という悪循環になる場合があります。飲んだかどうかわからなくても、時々休憩時間を設け、日陰で冷たい真水を飲ませてあげると良いでしょう。

海水浴場から帰ってきた時のアフターケア

人間と同じように、犬も海水の塩分で毛や皮膚がベタベタになります。そのままにしておくと皮膚炎になる可能性もあるため、必ず真水でカラダを洗ってあげましょう。
できれば海水浴場ですぐに洗ってあげるのがベター。海の家などのシャワーを使わせてもらうか、プラスチック製タンクなどに水を入れて持参しましょう。足の指と指の隙間の砂やゴミもしっかり落としてください。また肉球がケガをしていないか、やけどしていないかも一緒にチェックしてあげましょう。
カラダを洗った後は大きめのバスタオルなどでしっかりと拭き、よく乾かしてから車に乗せてください。おなかを冷やしたり壊したりしている可能性もあるため、帰り道ではトイレ休憩を多めに取ってあげると良いでしょう。

 

愛犬との海水浴は憧れますが、いつも以上に気をつけなくてはならないこともたくさんあります。とはいえポイントさえ押さえておけば、愛犬と楽しい夏のひとときを過ごすことができるでしょう。飼い主としてきちんと準備をして、愛犬との素敵な思い出を作ってください。

 


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