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犬のシグナルを察して ! ベッドの下に隠れて出てこない理由【第17回】

編集部 まめお | 2018年03月01日


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犬のシグナルを察して ! ベッドの下に隠れて出てこない理由

 

愛犬の姿が見えず、探してみたらベッドの下に隠れていた…ということも、ペットを飼っている家庭なら珍しいことではありません。「なんでこんな狭いところに入るの?」と疑問に思うかもしれませんが、そこには愛犬なりの理由があります。こんな時どうしたら良いのか、愛犬がベッドの下に隠れる理由と対処法をご紹介しましょう。

目次

  1. 物音にびっくりした
  2. 狭いところが好き

なんでベッドの下に隠れちゃうの?

犬は、ベッドの下やソファの隙間など、狭いところに身を隠そうとします。その理由は大きく分けて2つ考えられます。

1.物音にびっくりした

花火の音やカミナリの音など、犬は大きな音が苦手です。犬の聴覚は人間よりもずっと鋭く、人間にとっては何ということのない物音でも犬にとっては恐怖の対象になることがあります。外から聞こえてくる車のクラクションや何かが倒れた音、テレビの音などにもびっくりしてしまうことも。すると急いで隠れようとしてベッドの下に入り込みます。
普段は飼い主の傍が一番安心するかもしれませんが、驚いたり恐怖を感じたりした時には本能的に身を隠そうと狭くて暗い場所を選びます。ベッドの下は周囲が塞がれており、隠れるにはぴったりの安全地帯だからです。
そのため、物音に驚いてベッドの下に入った場合は、震えていたり怯えていたりすることが多いようです。

2.狭いところが好き

その昔、犬の祖先は山の中の穴ぐらなど狭くて暗い場所を住み処にしていました。これは外敵の目から逃れ、身を守るためです。その名残で、今でも犬は広い場所よりも暗くて狭い場所を好む習性があります。眠る時もカラダの一部をどこかに密着させた方が安心して眠れます。
そのため、普段から家具の隙間や飼い主の腕の中など狭いところに入りたがることも。ベッドの下は暗くて狭いので、落ち着いて過ごすにはぴったりの場所と言えるでしょう。とくに疲れて休憩したい時などに、入り込むことが多いようです。犬もずっと周囲に警戒していると、神経を使って疲れてしまいます。
そのほかに、体調が悪い時や出産が近い時に身を隠そうとして入ることもあるようです。

引っ張り出すのはNG!

愛犬が突然ベッドの下に隠れたら飼い主はびっくりしてしまいますよね。しかも怯えていたり震えていたりしたら、抱きしめて「大丈夫だよ」と言ってあげたくなります。ベッドの下なんかよりも自分の膝で守ってあげたくなるでしょう。
しかしだからと言って、無理矢理ベッドの下から引っ張り出してはいけません
人間だって怖がっている時に無理矢理連れ出されたら嫌ですよね。愛犬も同じです。恐怖に怯えている時にそんなことをされたら、ますます怖くて混乱してしまいます。場合によっては、相手が飼い主であっても嚙みついてしまうことさえあります。
引っ張り出すことはもちろん、大きな声で「出ておいで」と声をかけたり、叱ったりすることもやめましょう。

隠れてるわんちゃんに、あなたができること

愛犬がベッドの下に隠れてしまったら、慌てず騒がず、そうっとしておきましょう
隠れている時は、犬が気持ちを落ち着けている時です。しばらくすると、愛犬は自分から出てきてくれます。心配になるかもしれませんが、グッとこらえて待ってあげるのも愛情のひとつ。わんちゃんが出てきたら、やさしく撫でてあげてください

そして出てきた後は、ベッドの下のチェックも忘れずに。恐怖のあまりお漏らしをしていることがあります。とくに大型犬の場合はちょっとびっくりしただけでも漏らしてしまうことも。失禁していたとしても怒らずに、素早く片付けておきましょう。気づかずにそのまま放置しておくと、ベッドの下をトイレだと勘違いされてしまうことがあります。
ただあまりに大量に漏らしている場合や、ぐったりしていて元気がない場合などは病気の可能性があります。体調不良から隠れていたということも考えられるので、動物病院に連れていきましょう。

もしかしたらあなたに理由があるかも?

頻繁に愛犬がベッドの下にもぐりこむという場合は、もしかしたらその原因を飼い主が作っているのかもしれません。
先述した通り、犬は大きな音が苦手です。たとえばお皿を落とす、ドアを勢いよく閉めるなど、何気ない生活音が愛犬にとって大きなストレスになっていることも。ちなみにワンタッチのカサを開くバサッという音が苦手なわんちゃんもいます。前触れなく大きな音が聞こえるのが、犬にとっては怖いようです。
人間にとっては普通の音でも、愛犬にとっては得体のしれない怖い音です。気づかずに大きな音を立てていないか、自分の普段の行いを見直してみましょう。愛犬を怖がらせないよう、落ち着いた生活を心がけたいものです。

愛犬がベッドの下に隠れてしまうと心配でオロオロしてしまいますが、愛犬の気持ちがわかればその対処法もわかってきます。ベッドの下に隠れないでも済むよう、ハウスを用意してあげるのも選択肢のひとつ。愛犬が快適に過ごすことができるよう、普段の生活から見直していきましょう。

 

 

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