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私が死んだ後のペットの親権は…?【第23回】

編集部 まめお | 2017年11月29日


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質問

私が高齢なのでペットの今後が心配です。もしもの時、法律上ペットの親権は誰になってもらえますか?

 

 

 

答え

ペットは、法律上「物」として扱われるため、親権者を定めることはできません。もっとも、負担付遺贈や負担付死因贈与等の方法により、飼い主が亡くなった後のペットのお世話を、他の人に任せることが考えられます。

kuri
この記事の制作・監修

栗脇法律事務所 栗脇康秀弁護士
福岡県弁護士会所属。早稲田大学法学部卒。損害補償事件を中心に、依頼者に安心・納得・解決力をお届けします。
http://kuriwaki.jp/

ペットは「物」なの?

ペットは命のある生き物であって「物」ではない、と思われる飼い主さんのお気持ちはよくわかります。ですが、このコラムでも何度か触れたとおり、法律上、動物は「物」にあたると解釈されており、ペットも例外ではありません。
そして、親権に服するのは、自然人である人間に限られるため(民法818条)、法律上「物」であるペットの親権者を定めることは、残念ながらできません。
もっとも、負担付遺贈や負担付死因贈与等の方法により、飼い主が亡くなった後のペットのお世話を、他の人に任せることは可能です。負担付贈与や負担付死因贈与については、「遺産相続について【第3回】」で詳しく説明しているので、そちらをご参照ください。

 

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