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国内特派員/ちいかめ物語

「ミシシッピニオイガメの正しい温め方?」【第9話】

特派員 カナ | 2017年11月10日


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(プロローグ)
私はカナ、中学生。家族は、父、母、祖母、小学生の弟 ケンタです。動物大好きな家族みんなで可愛がっていた猫のチロが、ある日病気で死んでしまいました。すごく悲しかったけど、またペットを飼おうと話し合っていた矢先、今度はおばあちゃんが倒れてしまったのです。おばあちゃんを介護をすることになって、ペットどころではなくて諦めていたのですが、youtubeで水槽の中を元気よく泳ぐ可愛いカメを観た瞬間、一目ぼれ! おこづかいをはたいてネットのペットショップに申し込んだのです。

 

ミキ「寿々木さん、わたしがあげたレプタイル用のライト、本田さんにあげちゃったんだって?」

登校早々、カメ屋敷の望月ミキちゃんが血相変えてやってきた。

カナ「ああ…うん…うちのカメ、使わないみたいだし…明るいのが怖いみたい」

ミキ「じゃあ、もしかして、バスキングライトも使ってないの?」

カナ「は?ライトって2ついるの?」

ミキ「紫外線ライトとバスキングライトは水棲ガメを飼う上で必須よ!」

カナ「…ちょっと待って、太陽光の代わりに紫外線UVライトを浴びて…」
甲羅や身体の成長に欠かせないカルシウムの消化吸収を助けるビタミンD3を体内に作り出すんだよね?

ミキ「だけじゃなくて、カメは爬虫類だからとっても代謝が低いの。わたしたちがお風呂に入って温まるように、カメは太陽光線で身体を温めて、消化を促進したりや体調を整えるのよ」

…初耳!

つまりカメには、「紫外線」と「熱」の両方のライトが必要なの?

わたしは助けを求めるように同じミシニを飼っている瀬川ヒロトを振り返った。

ヒロト「だな」

カナ「ちょっと待ってよ、ミシニはレプタイル用のランプはいらないってキミが言ったんじゃないの!

ヒロト「それが最近、陸場をグレードUPしたら、なんと、バスキング(日光浴)したんだよ!…でもやっぱりミシニはあまりバスキングはしないね」

カナ「そうよ、ちぃは…寒い時はヒーターにかじりついたり、わたしの手のひらであったまったり…」

ヒロト「そうそう、一緒に寝ると布団の中でへばりついて来て」

ミキ&カナ&ユウカ「一緒に寝てるの?」

ヒロト「水槽に入れっパはかわいそうだもの、あいつら寒い時は人の体温でチャージするんだ」

カナ「そ…そうよ、きっとカメによって温まり方が違うのかも」

と言ったけど、実は自信がない。

ミキ「考えてみて、ミシシッピ川にも太陽はあるのよ、カメの健康のためにも、出来るだけ自然に近い環境で飼ってあげるべきよ!

…というわけで…買っちゃいました…。

水棲ガメ用のバスキングライト。

光が苦手なちぃのためにレプタイル用の中でも優しいもので、暖かい熱とともに自然の太陽と同じ紫外線を含む兼用タイプで、クサガメやミドリガメの成長には絶好と注意書きには書いてあります。

でもやっぱりちぃは拒否反応。
今日もヒーターにかじりついて暖をとっています。

わたしはカメ屋敷のカメハメハ女王に踊らされているおバカさんなの?

(次回につづく。。)

 

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