猫がやきもちを焼いた時に見せる行動と対処法【第91回】/ペットと暮すトリビア

猫がやきもちを焼いた時に見せる行動と対処法


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クールな印象の猫でも、じつは結構なやきもち焼き。飼い主が自分のことを見てくれないと、様々な行動を起こしてアピールします。 猫によってアピール方法も異なるので、飼い猫はどのようなタイプか確認しておきましょう。今回は、やきもちを焼いた猫のサインと対処法をご紹介します。


目次


猫は意外とやきもち焼き

猫はやきもちを焼きやすい動物であり、仔猫の頃から飼い主と一緒に暮らしてきた子は、とくに嫉妬しやすいといわれています。
飼い主のことを母親同然の存在と見なしているため、満足のいく愛情が得られないと、「かまってほしい」というアピールを起こすでしょう。
猫の世話はすべて人間が行い、私たちはそれを当然だと思っていますが、猫からしたらこれは親離れできない原因。
そのため、どんなに大人の猫になっても、ずっと仔猫のような気持ちでいることが多いのです。
また、猫の脳の構造は、そのほとんどが人間の脳の構造と似ているそうです。 感情や記憶を司る部分「大脳皮質」が発達しているため、人間の感情と猫の感情は似ているともいえます。 よって、私たち人間が喜んだり悲しんだり怒ったりするのと同じく、猫もやきもちを焼くことが多々あります。
猫がやきもちを焼く対象は様々で、一緒に住んでいるほかの動物や、彼氏、彼女、友達、そして赤ちゃんなど、いろんなものに及びます。 猫からしたら、飼い主と自分が住んでいる家に、突然入ってきたものは「新入り」です。 飼い主が「新入り」とばかり楽しんで、自分にかまってくれなければ嫉妬してしまいます。 たとえば先住の猫が、後から入ってきた猫と仲良くできないのも、このような心理が原因かもしれません。

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猫のこんな行動はやきもちのサイン?

やきもちを焼いた猫の行動は、具体的にいくつあるとは言い切れません。 それぞれの猫の考えや性格によって、起こす行動が異なるため、これから挙げるすべての行動が当てはまる子はいないでしょう。 今回は、嫉妬のサインとして代表的な行動をいくつかご紹介します。

○鳴き声をあげる、割り込んで入ってくる
飼い主が自分のことを見てくれない時に、鳴き声をあげてアピールする猫は、まさに人間の子どものようではないでしょうか。 かまってほしいから、「ねえねえ」といった言葉をかけて、飼い主の気を引こうという作戦です。
また、強引に飼い主と嫉妬の対象の間に、割って入ってくる子もいます。
このケースは、テレビを観ている時や、スマホ、パソコンを使っている時にも表れるサインです。
ぐいっと間に入ってこられたら、飼い主もかまってあげるしかなくなってしまいます。
少々強引ですが、そのしぐさが何とも可愛らしく、ついついかまってしまう飼い主も多いかもしれませんね。

○遠くからじっと見つめる
自分からアピールすることはなく、ただただじっと飼い主の方を見つめる猫は、とてもクールでプライドの高い子でしょう。 プライドが高いがゆえに、自分がやきもちを焼いていることを見せようとはしませんが、それでも飼い主が気になって仕方ないのです。
もし熱い視線に気がついたら、飼い猫にかまってあげてください。

○粗相をする、家出してしまう
飼い主を困らせてしまう問題行動タイプの猫もいます。 トイレで排泄できる猫が、突然粗相をするようになるのは、「新入り」に対して「ここは自分の縄張り」だということを知らしめたいから。 新しい猫が入ってきた時に多いサインなので、注意深く先住の猫の行動を見守っておきましょう。 そして、一番飼い主を困らせてしまうのが、家出をしてしまうことです。 飼い主がかまってくれなくなると、猫は「自分の居場所がなくなった」と思うようになります。 すると、嫉妬心で家出してしまう子がいるのです。

猫がやきもちを焼いた時にすべきこと

飼い猫がやきもちを焼いているサインを出し始めたら、できるだけかまって遊んであげましょう。 「ちゃんと見ているよ」という合図を出してあげることが、猫にとっては何よりの幸せです。 猫じゃらしなどのおもちゃで遊ぶなど、たくさんスキンシップの時間をとってあげてください。 もし時間に余裕があるようであれば、飼い主と猫の二人きりの空間を作って、いつも以上にかまってあげると早く機嫌が直るでしょう。 忙しいからといって、猫と遊ぶのを後回しにしていると、猫は嫉妬からストレスが大きくなっていきます。 自分のことを見てくれない、愛してくれないという感情は、ストレス以外の何ものでもありません。 耐えきれなくなると、お腹を壊したり脱毛したりと、目に見える影響が出始めますので、そうなる前にストレスを緩和してあげることが大切です。

やきもちを焼いている時、猫の心にはストレスがかかっています。 毎度のことと思い軽くあしらっていると、飼い猫への負担は大きくなっていくばかりです。 時には、きちんとかまってあげられない状況もあるかもしれませんが、なるべく嫉妬心を落ち着かせるようにたくさん遊んであげてください。

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