猫が長生きするために必要なこと【第85回】/ペットと暮すトリビア

猫が長生きするために必要なこと


かわいいペットとの生活は永遠に続くかのように思えることもありますが、その寿命の終わりは必ず来るものです。しかし、寿命を長く保つためにできることはあります。猫ができるだけ長生きして私たちの傍らにいてくれるように、今日からできる限りのことをしてあげましょう。猫が長生きするために必要なことを紹介します。


目次


猫を長生きさせる方法1:体重管理

猫を長生きさせるために大切なこととしては、体重管理が挙げられます。体重は仔猫から成猫へと成長する間に増加することは当たり前ですが、成猫になってからの過剰な増減はありません。ゴハンの量やおやつの回数を調整しながら、適正体重を保つことが大切です。
猫の体重管理で重要なのは、肥満に注意すること。昔の猫まんまのようなゴハンからおいしく栄養バランスの取れたキャットフードに変わり、猫の健康状態や寿命は改善しました。しかし、飼い主さんがついつい猫のかわいらしいおねだりに負けて、ゴハンやおやつをあげ過ぎてしまうこともあるようです。
猫の健康と長生きのためなので、いくらかわいくおねだりされても、適切な量を守り、太り過ぎないように注意しましょう。また、キャットタワーなどのカラダを動かすおもちゃを与えることで運動不足による肥満を解消できます。

猫を長生きさせる方法2:室内で飼う

猫の長生きの秘訣としては、室内で飼うことも重要です。猫の寿命が長くなっている理由としても室内飼いは挙げられており、外に出られる猫より完全室内飼いの猫の方が寿命は長い傾向があるようです。室内飼いであれば、外にある危険から身を守ることができます。もう外に出ることに慣れている場合には難しくなりますが、長生きさせるためには完全室内飼いにしたいものです。
ただし、室内で飼う場合には適切な運動量を維持することも大切になります。これは長生きさせる方法1にもある体重管理のためやストレスを溜めないためです。キャットタワーのほかにも家具に段差をつけるなど、猫の遊びやすい環境を整えると良いでしょう。また、飼い主さんがおもちゃで遊んでやる時間を作るのも効果的です。
室内飼いにしていても、爪切りやブラッシング、去勢・避妊手術は必要です。ブラッシングでカラダを清潔にすることは大切ですし、去勢や避妊を行うことで病気を予防したり発情のストレスを緩和したりできます。

猫を長生きさせる方法3:かかりつけの動物病院を見つける

猫を長生きさせるには、かかりつけ医を持つことも大切です。年齢が高くなってくるとちょっとした不調に見える症状が重い病気のサインになることもあります。そんな時も普段の状態を知っていて気軽に相談できるかかりつけ医は助かる存在です。
また、猫も予防接種と定期健診が欠かせません。病気をしないと思っていてもいつかかるか分からないので、防げる病気は予防接種で防いでおきたいものです。定期健診で健康状態をチェックすれば、病気を早期発見することも可能になります。とくに高齢猫の腎臓病のリスクには注意が必要。腎臓の病気は猫の寿命に大きな影響を与える可能性があります。血液検査では肝機能を、レントゲンでは腫瘍や膀胱結石などを発見できます。
普段から病気に備えて健康診断を受けておくのが大切なのは、人も動物も変わりません。

猫を長生きさせる方法4:ストレスを排除する

猫を長生きさせるには、ストレスを排除することも大切です。ストレスは人にも動物にも悪影響を与えるもので、メンタルに影響があるだけでなく健康状態にも影響を与えます。猫はストレスに弱い生き物なので、日々の生活でできるだけストレスを感じないように工夫してあげたいものです。
猫がストレスにさらされるとストレス性の膀胱炎や免疫力の低下による感染症リスク、異常行動などが出やすくなります。嘔吐や下痢、食欲の低下、夜鳴きなどが起こることもあります。
猫がストレスを感じるのは、引越しや模様替えなどがあります。引越しやお部屋の模様替えなどは変化に敏感な猫のストレスになります。引越しの際には猫の好む香りなどを利用してストレスを緩和してやることが大切。また、一緒に暮らしている猫同士の仲の悪さや怖い猫がいる状態でストレスを感じることもあります。
一緒に暮らしている人間の日々の行動によってもストレスを感じている可能性があります。大きな物音を立てたり、人間が猫を構い過ぎたりすることもストレスの原因です。
運動させたり、遊んでやったりする機会を持つことも大切ですが、一方では猫がうっとうしいと感じる行動は避ける必要もあります。できるだけ快適な環境を整えたり、のびのび自由にさせたり、時には遊んでやったりとストレスが溜まらないように工夫しましょう。

猫の寿命は時代とともに伸びてきましたが、それでも長生きのためには飼い主さんの気遣いと工夫は欠かせません。まずは病気やケガなどの余計なリスクを回避するための工夫から始めて、猫が快適に暮らせるように生活や対応を見直してみましょう。

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