猫の乳歯の特徴について 生え変わりの時期は?オーラルケアの注意点も徹底解説!【第135回】/ペットのお悩みなんでも大百科

猫の乳歯の特徴について 生え変わりの時期は?オーラルケアの注意点も徹底解説!

人間と同様、猫も歯の種類が乳歯と永久歯に分かれます。猫の歯は生後3カ月から半年の間に乳歯から永久歯へと生え変わりますが、まれに乳歯が上手く抜けないまま永久歯が生えてしまい、いわゆる乳歯遺残が発生することもあります。ここでは猫の乳歯の特徴と生え変わりの時期、またオーラルケアに適したハミガキおもちゃについてもご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。


 

目次

猫の乳歯の特徴は?

猫は生後3週間ごろから乳歯が生えてきて、生後2ヶ月ごろまでには全て生え揃います。乳歯は永久歯よりも数が少なく、永久歯が全部で30本あるのに対し乳歯は全部で26本です。その種類は人間の前歯にあたる切歯、鋭い形の犬歯、人間の奥歯にあたる臼歯の3つです。これらは食事の時に使用するのはもちろん、毛づくろいやケンカで噛みつくなど道具や武器としても使われます。歯が生えてくる順番はまず切歯が上下左右に生え、続いて犬歯が上下左右に生えた後、最後に臼歯が上あごと下あごに生えます。

乳歯から永久歯に生え変わるのは生後3ヶ月から半年ごろです。生え変わりの時期は歯や歯ぐきがムズムズするため、硬めのおもちゃや家具などを噛むしぐさが多く見られるようになります。猫の場合、乳歯が抜けてもそのまま飲み込むことから飼い主さんは気付かないことがほとんどです。抜けた歯を飲みこんでしまっても問題ありません。

歯の生え変わりの時期は出血して、遊んでいたおもちゃにいつのまにか血がついていることもあります。少量の出血であれば問題ありませんが、血が止まらない場合はトラブル発生の恐れがありますので動物病院へ連れて行きましょう。歯が生え変わる時期には、猫が食事やおやつ以外で口をモグモグさせていないか、おもちゃに血が付着していないかなどを観察し、歯の状態をチェックしてあげることが大切です。

歯の生え変わる時期は乳歯遺残に注意!

乳歯遺残とは、永久歯が生えた後も乳歯が抜けていない状態のことです。通称「二枚歯」とも言います。猫の乳歯遺残は犬に比べると少ないといわれていますが、それでも起きることはあるため歯が生え変わる時期は気をつけておきましょう。猫の乳歯遺残は主に切歯や犬歯で起きることが多く、乳歯から永久歯への生え変わり時期は一時的に二枚歯状態になっていることもあります。しかし、生後7ヶ月から8ヶ月経っても乳歯が残ったままだと乳歯遺残の可能性がありますので診察が必要です。乳歯遺残をそのままにしておくと永久歯の成長に悪影響を及ぼし、乳歯と永久歯の間に歯垢がつきやすくなります。歯垢は歯ぐきにもダメージを与え、歯肉炎や歯周病の原因になることもあります。

乳歯遺残の治療は残ってしまった乳歯を抜くことです。抜歯には全身麻酔が必要で、猫の体に負担をかける恐れがあるため、手術のタイミングに関してはかかりつけの獣医さんに相談しましょう。また、生後半年ほど経つと去勢手術や避妊手術を行うことがありますが、こちらも全身麻酔が必要なため一緒に抜歯を行うこともあるようです。同時に行うことが可能であれば猫の負担を減らすことができます。

猫のオーラルケアに有効なグッズを紹介!

猫の歯は全体的に鋭いため、歯の表面に歯垢がたまることはあまりありません。また、虫歯菌はアルカリ性に弱いのですが、猫の口腔内はアルカリ性なので虫歯ができにくい環境だといわれています。しかし、口の病気は虫歯以外にも歯肉炎や歯周病などがあります。歯周病になると歯が抜けてしまったり、さらには全身の様々な病気を引き起こす原因にもなります。そうならないために、歯垢をきちんと取り除いてあげることが大切です。

イオンペット獣医監修 猫の病気の大辞典
歯周病

※サイトでは正確な診断はできません。異常を感じたら早めに掛かりつけの獣医さんに診てもらいましょう。



猫のオーラルケアグッズはハミガキやデンタルリンス、拭き取りタイプのデンタルシートと種類がとても充実しています。ハミガキが嫌いな猫も多いですが、どうしても嫌がる場合は楽しみながら歯のお手入れができるハミガキおもちゃがおすすめです。手軽で人気があるものには、メッシュ素材になった人形があります。猫がじゃれついてカミカミすることで歯垢をきれいに取り除き、歯ぐきもきれいに保ってくれます。

他にも、麻なわでできたボール型ハミガキおもちゃもおすすめです。麻は耐久性があってほどけにくく、ボールを追いかけることでストレス解消をしながらしっかりと噛めるので、ハミガキ効果も期待できます。他にもデンタル効果のある人形がついた猫じゃらしタイプなら、飼い主さんと遊んでコミュニケーションを取りつつ、人形をしっかり噛むことでハミガキも行うことができます。


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乳歯遺残や歯周病に気をつけよう!

猫がいつまでも元気でいてくれるよう、オーラルケアにも気を使ってあげましょう。デンタルシートや歯ブラシなど猫用のデンタルケアグッズも多くのメーカーから販売されています。抵抗しないようであれば、デンタルケアグッズとハミガキおもちゃを併用するのも良いでしょう。

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