猫に味覚はあるの?人間との違いは?キャットフードって美味しいの??【第125回】/ペットのお悩みなんでも大百科

猫に味覚はあるの?人間との違いは?キャットフードって美味しいの??

みなさんは猫に味覚があるかご存知でしょうか?猫の特徴の1つであるザラザラした舌ではいったい何を感じているのでしょう。犬と言えば、嗅覚が優れていて香りに敏感なイメージがある方は多いと思いますが、猫の方はあまりピンと来ないかもしれません。ここでは、そんな猫の味覚について、人間との違い、舌の機能や美味しさの感覚についてご紹介します。


 

目次

猫の味覚とは?

結論から言いますと、猫にも味覚は存在します。ただし、人間が感じることができる基本の4種類の味のうち、猫は3種類の味しか感じることができません。それが「塩味」「酸味」「苦味」です。残りの2つについて、猫は「甘味」には鈍感と言われています。しかし、人間と一緒に暮らし、人間の食べ物を食べることが増えてくるにつれ、「甘味」を感知できる猫も増えてきていると言われています。ちなみに、肉や魚のタンパク質が分解されて生じるアミノ酸由来の甘味は猫の大好物です。また、最後の「辛味」については、猫も感知することはできますが、あまり敏感ではないようです。

また、犬ほどではないにせよ、猫の嗅覚も非常に優れています。猫の嗅覚は人間の嗅覚の約20万倍と言われており、食べ物を食べるときにまずその香りを嗅いで判断し、その後に味覚で好き嫌いを決めているようです。

猫の舌はどういう仕組みなのか?

猫の特徴の一つとして、あのザラザラとした舌を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?あれほど突起がついた舌なら味を敏感に感知しそうなものですよね。しかし、実際はあのザラザラした部分では味を感じることができません。

食べ物の味は、その成分が舌の味蕾細胞を刺激し神経を通って味覚中枢に伝えられて後、ようやく感じることができます。味蕾細胞は舌の周囲部分のみにあり、中央のザラザラ部分にはありません。つまり、猫は舌の突起で味を感知しているわけではないということです。

では、猫の舌の突起はどんな役割を果たしているのでしょうか?「糸状乳頭」と呼ばれるこの突起には、主に2つの役割があります。1つは毛づくろいのときのブラシとして、もう1つは肉を骨から削ぎ落とすためのスプーンとして機能しています。

また、猫の舌は水を飲む時にも活躍します。猫は舌先のみをつけて少しづつ水を飲みますが、舌はその際のひしゃくの役割を果たします。

ちなみに、猫舌という言葉がありますが、猫に限らず自分の体温より熱い食べ物を好んで食べる動物はあまりいないため、猫は熱い食べ物が苦手だから..というのが言葉の由来ではないようです。

さらに詳しく、猫の味覚と人間の味覚の違い

前述の通り、猫は人間よりも知覚できる味の種類が少ないのですが、それ以外にも違いがあるのでしょうか?まず味を感じる味蕾細胞の数が大幅に異なっています。味蕾細胞の数は犬で約1,700個、猫は約500個、人間は約10,000個と犬と比べても猫は非常に少ないことが分かります。人間の約20分の1の味蕾細胞しか持たない猫は、人間に比べて複雑な味を感じることができません。

猫は人間が苦いと感じるアミノ酸を嫌います。猫だけでなく哺乳類の多くは苦味を本能的に毒であると捉えているためです。また、猫は酸味も苦手です。元々肉食の猫は、酸味によって肉の鮮度を判断しており、酸っぱい=鮮度が悪いと感じるためと言われています。塩味は、苦味や酸味に比べるとそこまで嫌うことはないようです。

他にも、猫は牛脂や豚脂など動物性脂肪も好んで食べる傾向があります。しかし、米などの穀類を好んで食べている場合は、味ではなく食感や香りを好んでいることが多いようです。

知覚できる味は少ない猫ですが、好む味の傾向や、食の楽しみ方は人間とあまり変わらないのかもしれません。しかし、猫にとって人間の食べ物は塩分が濃すぎたり、脂質が多すぎたりと健康に影響を及ぼすものがたくさんあります。人間の食べ物は極力与えないようにすることが長寿の秘訣といっても過言ではありません。

猫の味覚はしっかりある

猫は人間よりも感じる味が少ないものの、しっかりとした味覚を持っています。また、人間と同様に猫も食べ物を食べるときは、味覚だけではなく嗅覚、触覚からも自分の好き嫌いを感じ取っています。人間の食べ物は猫にとって害になるものも少なくないため注意が必要です。市販のキャットフードには様々なタイプがありますので、愛猫の好みや年齢、健康状態に合わせて最適なフードを選んであげて下さい。


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