犬のマナーベルトが必要なケースとは?知っておきたい選び方と注意点【第118回】/ペットのお悩みなんでも大百科

犬のマナーベルトが必要なケースとは?知っておきたい選び方と注意点

マナーベルトとは、犬用のおむつのことです。オス犬用とされていることが多いようですが、メス犬の生理対策としてや、しつけや介護に使うこともあり、腹巻のように装着することで様々なトラブルを回避することができます。シチュエーションによっては装着が必須なこともあるため、マナーベルトが必要なケースや選び方、注意点等の知識を蓄えておきましょう。


 

目次

マナーベルトが必要になる場面とは

マナーベルトは腹巻のような形状をしており、内側に尿の吸水バッドを貼り付けて使います。オス犬であれば、ペニスの先ごと巻き付けるように装着することで、マーキングや交尾をするのを防ぐことができます。メスにも、マナーパンツやサニタリーパンツのようなトラブルを回避するためのグッズがありますが、こちらはパンツ型が多く、おむつのような形で装着します。交尾で妊娠や感染症を予防するほか、生理の経血で床が汚れてしまうのを防ぐ役割も担っています。

マナーベルトが必要になるシチュエーションは様々ですが、その1つが建物内などおしっこをされては困る場所での着用です。オス犬は自分のテリトリーを主張するため、おしっこをしてマーキングを行います。このマーキングは犬の本能的な行動なので、完全にやめさせることはできません。普段あまりマーキングをしないという犬でも、他の犬の匂いがするとやってしまうことがあります。そのため、室内ドッグランやホテルなど、粗相をしては困る場所ではマナーベルトが必要になるのです。マナーベルトを装着していれば、おしっこをしても全て吸い取ってくれるので、周囲への迷惑にはなりません。

ドッグランなど他の犬がいる場所では、興奮して交尾行動に走ってしまうことがあります。こうした場合もマナーベルトの出番です。交尾行動は、望まない妊娠だけではなく感染症や喧嘩といったトラブルに繋がったり、飼い主さん同士の諍いの元になる可能性もあります。マナーベルトを付けていれば、飼い主さん同士や周囲の人たちが安心できるというメリットもあります。

マナーベルトは、シニア犬や病気の犬が身に付けることもあります。犬も人間と同様、年を取るとトイレが間に合わなくなったり、尿漏れを起こしたりすることがあるからです。また、寝たきりになってしまった場合などに介護用おむつとして使用している飼い主さんも多くいます。犬は排尿システムが複雑なため、何らかの原因でおしっこが垂れたりチョロチョロと出る尿漏れ症状を起こすことがありますが、マナーベルトを使用すればお部屋を汚すことも防げます。

知っておきたい、マナーベルトの選び方

マナーベルトは、ペット専門店やホームセンター、ネット通販などで購入することができます。選ぶときには、やはりサイズを確認することが必要です。しかし、大抵のマナーベルトはマジックテープで止める仕様になっているため、ある程度ならサイズが違っていても大丈夫です。小型犬ならSからSS、中型犬ならM、大型犬ならLからLLといったように大まかな目安でいいでしょう。商品に対象の犬種が書かれていることもあるので、そちらも参考にしてみて下さい。
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市販品ではなく、中には手作りしているという飼い主さんもいます。特に小型犬用のものは作りがシンプルなので、比較的簡単に作ることができます。本体用の布と縁取りのためのバイアステープ、吸水パッドを抑えるための平ゴム装着用のマジックテープなど、材料は全て100円ショップで揃えることができるので、手芸が好きな方は手作りで挑戦してみてもよいでしょう。

マナーベルトを使用する際の注意点

装着についても少々注意が必要です。マナーベルトは細長い形をしており、中央部分には尿を受け止めるための吸水素材、両側には装着のためのマジックテープが付いています。雄犬の場合、吸水素材部分が犬のペニスの先に当たるようにしながら背中側でマジックテープをくっつければ装着完了です。ただし、ペニスがしっかりと隠れていなければ尿が漏れてしまうため、マジックテープを留めたあとに必ず確認するようにしましょう。

また、マナーベルトはぴったりと適切に装着するようにしましょう。緩すぎると尿が漏れてしまい、着けた意味がなくなってしまいます。かといって、きつすぎるとお腹が圧迫されて食欲が落ちたり歩き方がおかしくなったりしてしまうことがあります。

犬がおしっこをしたら、すぐ取り換えるようにすることも大切です。濡れたまま長時間装着するのは衛生面で問題があります。おしっこをしたらすぐパットを取り換え、清潔な状態を保ってあげてください。


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マナーベルトに慣れることも大切です。着け慣れていないとそれだけでストレスになってしまい、中には腰が引けて歩けなくなってしまう犬もいます。出先で急に使用するのではなく、まずは自宅で練習しておくようにしましょう。

マナーベルトを活用して快適に過ごそう

マナーベルトを活用することで、マーキングや交尾といったトラブルの種を取り除くことができます。飼い主さんと愛犬が快適に過ごせるようになるのはもちろん、周囲に安心を与えることにも繋がります。しかし、使い方を間違えると犬の負担になってしまうため、まずは飼い主さんが正しい知識を身に付けることが重要になります。上手に活用して愛犬と一緒に楽しくお出かけしてもらえればと思います。

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