猫の寝言の原因と対処法を紹介!夢を見ているだけでなく病気が原因なことも【第111回】/ペットのお悩みなんでも大百科

猫の寝言の原因と対処法を紹介!夢を見ているだけでなく病気が原因なことも

猫も人間と同じように寝言を言ったりいびきをかいたりします。しかし、猫の寝言やいびき・痙攣はただ夢を見ていて、その内容に反応して動いているだけでなく、病気のサインである可能性もあります。
そこでこの記事では、猫が寝言を言う時やいびきをかく原因に加え、その対処法や考えられる病気などについてご紹介します。


 

目次

基本的には寝ている時は放っておいて問題なし!

猫は寝ている間に獲物を追いかけるなどかなりアグレッシブな内容の夢を見ることが多いと言われています。寝ている間にうなっているのは夢の中で狩りのシミュレーションをしているのかもしれません。ぴくっと動くこともありますが、夢の内容に反応して動いているだけなので寝かせておいてあげましょう。
また、寝ている間に甘えているような鳴き声を出して、口をもぐもぐさせていることもあります。この場合は子猫の頃に母親に甘えていたのを思い出しているようです。このように、猫が寝ている時に寝言を言っていても基本的には放っておいて問題ありません。

猫の睡眠の仕組みは人間と同じで、眠りが浅いレム睡眠と深い眠りについているノンレム睡眠を繰り返しており、夢を見るのはレム睡眠の時のみと言われています。ただし、人間はレム睡眠とノンレム睡眠を同じ時間ずつ繰り返していますが、猫は眠りが浅い状態にあるレム睡眠時の方が圧倒的に長いです。
レム睡眠は身体は眠っているけれども頭は起きている状態、一方、ノンレム睡眠は身体も頭もぐっすり眠っている状態となっています。ノンレム睡眠の時間が短いということは、頭を休められる時間も短いということです。猫がぐっすり眠ることができる時間は限られているため、寝ている間に寝言を言ってもそっとしておいてあげましょう。

いびきは病気のサインの場合も

猫がいびきをかくのは、鼻腔が狭くなり呼吸しにくくなることが原因であることが多いです。人間のいびきと比べて少し小さいと感じる程度のボリュームであれば、通常のいびきである可能性が高く、その際は問題ありません。しかし、いびき以外にも鼻水が出ていたり、くしゃみをしていたりする場合は風邪をひいている可能性もありますので、動物病院に連れて行ってあげましょう。
また、肥満傾向の方は脂肪が気道を圧迫するためにいびきをかきやすいと言われています。これは猫に関しても同じで、太りすぎの猫はいびきをかきやすいです。肥満は糖尿病などの病気を引き起こす原因になるため、食事の量を調整し、適度な運動をすることで標準体重を維持できるよう心がけましょう。

また、猫は毛づくろいを頻繁に行います。その最中に体毛を飲み込むことがあるのですが、基本的には少量であり、便と一緒に排泄されるので問題ありません。しかし、飲み込んだ体毛の量が多すぎると、胃の中に体毛のボールができてしまいます。猫の胃液は自分の体毛を消化することができません。そのため、胃の中にある毛玉を吐き出そうとしてうなることがあります。寝ている最中にいつものような寝言とは違った、うなるような状態で胃液を吐いてしまう場合には、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
この病気を「毛球症」と言い、あまりにもひどいと命にかかわる可能性があります。毛球症には吐き気だけでなく便秘や食欲低下などといった症状も出るため、なるべく早く気づいてあげることが大切です。また猫が体毛を飲み込まないように、普段からこまめにブラッシングをすることも忘れないようにしましょう。

イオンペット獣医監修 犬の病気の大辞典
毛球症

※サイトでは正確な診断はできません。異常を感じたら早めに掛かりつけの獣医さんに診てもらいましょう。

痙攣が長時間続く場合は病気の可能性も

猫がうなりながら痙攣をしている場合、多少ぴくっと動く程度であれば夢を見ていることが多いです。しかし痙攣があまりにも長いと、てんかんという病気である可能性も考えられます。
てんかんは脳神経の一部に損傷や異常があった時に起きる病気です。痙攣が1分以上続いていて苦しそうにうなる場合、その時は問題なくても後に意識障害など命に関わるレベルの発作を起こす可能性もあります。そのため、症状がみられたらなるべく早く動物病院に連れて行きましょう。

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また、寝ている最中に背中をびくびくさせるように痙攣している場合は、知覚過敏症である可能性も考えられます。知覚過敏症は、痙攣以外にも突然の威嚇行為や人に攻撃をしだしたり、血が出るまで体をなめたりと様々なサインが出ます。普段と様子がおかしいと感じたら、知覚過敏症も疑いましょう。
知覚過敏症はストレスが原因の病気と言われており、不規則な生活を送っていたり、人の出入りが多い家で飼われていたりする場合に多い病気です。したがって、愛猫にストレスがかからないように、人が来る時は別の部屋に移動させる、十分に遊べるスペースを作ってあげるなど対策をしてあげましょう。

猫の寝言は問題なし!ただし、いびき・痙攣は注意が必要かも

猫が寝ている最中に寝言のように鳴いているのはとてもかわいらしいですよね。しかし、あまりにも苦しそうにいびきをかいていたり、うなっていたりすると、寝言ではなくSOSのサインかもしれません。また、痙攣に関しても長時間続くものは要注意です。
愛猫の寝ている時の様子がおかしいと感じたら、日中の様子も観察し、動物病院へ連れて行ってあげましょう。

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