犬にはちみつを食べさせて大丈夫?子犬や老犬の健康管理に関する注意点【第109回】/ペットのお悩みなんでも大百科

犬にはちみつを食べさせて大丈夫?子犬や老犬の健康管理に関する注意点

愛犬におやつを与えるのは飼い主さんなら誰でも行うことですが、量が多すぎるとカロリーの摂り過ぎで肥満の状態になってしまいます。また、食べ物によってはアレルギーを発症したり、細菌で中毒を起こすリスクもあるため注意が必要です。人間には無害でも犬にはとても危険な成分があることを学び、おやつを正しく与えることを心がけましょう。


 

目次

はちみつの含有成分と犬の健康管理について

はちみつは様々な栄養素が含まれている健康食品として知られていますが、その一方で、場合によってはボツリヌス菌による中毒症状を引き起こす危険性も併せ持っています。はちみつに含まれているボツリヌス菌は、微量ではあるものの、体が人間より小さい犬にとっては注意が必要です。そのため、生まれたばかりの子犬や体力が低下した老犬には与えない方が無難です。また、はちみつには花粉が混在しているので犬によっては人間と同様アレルギー症状が出る可能性もあります。花粉に対するアレルギーを発症した犬は屋外の散歩が困難になるなど、生活に大きな支障をきたします。体力がある成犬なら少量のはちみつで体調不良に陥る危険はほぼありませんが、中毒やアレルギーの症状はある日突然発生するため、日頃から愛犬の健康状態に気を配るのが飼い主さんの責務となります。

愛犬の肥満とはちみつとの関係

近年、飼い犬の肥満が問題視されています。特に都市部で暮らす飼い犬は散歩の時間が少なく、また、食べるエサが偏っているなどの理由で肥満になりやすい傾向にあります。特におやつを食べる習慣がある犬はカロリー摂取量が多くなりがちです。飼い犬におやつを与える際、口当たりの良さから人間が食べる食品と同じ物を与えことも多いのですが、人間には無害でも犬には悪影響を及ぼす成分も存在するため注意が必要です。特にはちみつはカロリーも高いので食べ過ぎるとすぐに肥満の状態に陥ってしまいます。犬は一度肥満になると痩せるのが非常に難しい他、様々な病気を患うリスクが増大するので与えるおやつの量には注意を払うことが必要です。

はちみつは栄養が凝縮されている健康食品ですが、食べ過ぎは肥満をはじめとする様々な不具合を引き起こします。愛犬にはちみつを与える場合は、少量をエサの一部と入れ替える程度に留め、おやつとしては与えないことがカロリーの過剰摂取を防ぐためには必要です。

人間の食品を愛犬に与えないほうが良い理由

飼い犬のエサというのは、飼い主さんの残飯を与えるのが従来の常識でした。しかし、人間と犬とでは一日に必要なカロリーの摂取量が異なる他、特定の成分が犬にとって有害であることが判明したことにより、現在では犬専用のエサを適切な量与えるのが正しい飼育方法とされています。しかし、犬は自分の意思で食べ過ぎを避けることはできません。また、口当たりが良ければ有害な成分が含まれている食品でも食べてしまうため、飼い主さんが愛犬の健康管理に責任を持つ必要があります。はちみつも多くの犬が好んで口にする一方で、様々な不具合を引き起こす原因にもなることを理解しておきましょう。

犬用のペットフードの中には、香り付けや栄養強化のためにはちみつが含まれている製品もありますが、その場合は犬にとって有害な成分を除去する加工が施されているので問題はありません。しかし、人間が食べる目的で市販されているはちみつはボツリヌス菌の他、花粉などアレルギー症状を引き起こす成分が混在しています。犬が食べるには不向きな状態ですので、風味が良い上等な製品であっても与えないのが無難です。一般的に体が小さくなるほど体調不良などのリスクが増大することから、万一与える際も量の調整に十分気を配りましょう。

中毒やアレルギー症状の他、はちみつは虫歯も誘発します。はちみつは虫歯になりにくいとされていますが、それは人間に限った話です。体が小さく歯磨きもできない犬にとっては微量の摂取でも虫歯になってしまう可能性があります。犬の虫歯は重大な健康被害に繋がることもあり、発症を防ぐことが何よりも重要ですが、はちみつの摂取によって気づかない内に歯が傷んでしまうことも少なくありませんので、ペットフード以外の食品は極力避け、菓子類等も与えない方が良いです。

愛犬の寿命は飼い主さんによって決まります

愛犬を喜ばせたいというのは、飼い主さんにとって当たり前の気持ちです。口当たりが良い食べ物も与えがちですが、その反面、中毒やアレルギーなどのトラブルを引き起こす可能性もあります。愛犬を健やかな状態で長生きさせるには飼い主さんが正しい知識を持って飼育環境を整えることが重要です。与えるエサも愛犬の体調に合わせて量や成分を調整することが求められます。

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