猫にとうもろこしを与えても大丈夫?与えるときの注意点とは?【第71回】/ペットのお悩みなんでも大百科

猫にとうもろこしを与えても大丈夫?与えるときの注意点とは?

人間にとってとうもろこしは、茹でてそのまま食べても天ぷらなどにしても美味しい食材ですが、肉食動物である猫にも与えて大丈夫なのか不安に思う飼い主の方も多いのではないでしょうか?そこで、猫にとうもろこしを与えても大丈夫かどうかや、与える場合にはどのような点に注意が必要なのかを解説していきます。


 

目次

猫にとうもろこしは与えても良い

肉食動物である猫にとうもろこしを与えても良いのかどうかですが、結論から言うと猫にとうもろこしを与えても大丈夫です。猫は肉食動物ではありますが、完全に肉食というわけではなく穀物も食べることができます。実際、キャットフードの原材料などを確認してみるとわかりますが、キャットフードには肉類以外にもとうもろこしや、とうもろこし粉、コーングルテンといったとうもろこし由来の原材料が当たり前のように使用されています。

しかし、猫にとうもろこしは与えないほうが良いという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?たしかに、猫がいくら穀物にも適応しているとはいえ食べすぎるのは良くありません。穀物は猫の体内で消化しにくいので、与え方などについて注意しなければならない点があるのも事実です。

猫にとうもろこしを与えるときの注意点

猫にとうもろこしを与える時には、どういった点に注意しなければならないのでしょうか?まず、人間も基本的にはとうもろこしを生で食べることはありません。茹でるなり焼くなり調理をしてから食べるのが基本です。これは猫においても同じで、生で食べさせることは避け、火を通してから与えるようにしましょう。焼くよりも茹でるほうが良いですが、茹でる際にも注意しなければならない点があります。人間が食べる時には塩を入れたお湯で茹でたり、茹でた後に塩を振って味付けをすることがあるでしょう。塩によってとうもろこしの甘さを引き立てることができるわけですが、猫に与える場合は塩を使用するのは良くありません。

とうもろこしそのものには塩分は含まれていませんが、塩を振ったものを猫に与えてしまうと、塩分過多で腎臓病などの原因になってしまうことがあります。また、とうもろこしを手軽に食べられるものとして缶詰に入った粒のとうもろこしがありますが、これにも塩分は含まれていますので缶詰のとうもろこしを与えるのは避けた方がよいでしょう。

猫はとうもろこしのような穀物を消化するのが苦手な動物です。消化不良を起こさないようできるだけ小さく砕くかすり潰すなどして、消化しやすい状態にして与えるようにしましょう。また、とうもろこしの粒についている薄皮を事前に取り除くと消化不良になりにくくなります。薄皮ごとすり潰してしまうのも良いですが、できれば取り除いた上ですり潰す方が猫にとってはベターと言えます。


<参考>イオンペット獣医監修による「猫の病気の大辞典」
腎不全

※サイトでは正確な診断はできません。異常を感じたら早めに掛かりつけの獣医さんに診てもらいましょう。

基本的には与えないほうが良いし、与えてはいけない猫もいる

猫にとうもろこしを与えてもよいとは言っても、消化不良のリスクもありますので、基本的には与えない方が無難です。肉食動物には肉類が最適ですし、キャットフードにもとうもろこし由来の原材料が含まれていることも多いので、あえて与える必要もないでしょう。もし、飼っている猫がとうもろこしを好物にしているというのであれば、すり潰したものをたまのご褒美やおやつとして与える分には良い、という程度のものになります。

一般的な猫の場合、とうもろこしを多少食べさせたところで問題になることはほとんどありませんが、猫によっては一切与えてはいけない場合もあります。例えば、穀物アレルギーの猫です。アレルギーの度合にもよりますが、アレルギー体質の強い猫の場合、ほんの少量であっても身体に何らかの影響が出るおそれがありますし、場合によっては深刻な症状を引き起こす可能性もあります。

猫のアレルギーは近年非常に増えてきており、一般的なキャットフードでもアレルギーが出てしまうというケースもあるようです。下痢や嘔吐などといったわかりやすい症状以外にも、発熱やだるさが症状として出たり、お腹の張りなど症状の出方は様々なので注意が必要です。もし、とうもろこしを与えて、何らかの症状が出た場合にはとうもろこしを与えるのを避けなければなりません。血液検査でアレルゲンを特定する方法もありますので、必要に応じて獣医と相談して受けてみるのも一つの手です。


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猫にとうもろこしは与えても良いが…

元来肉食動物である猫ですが、与え過ぎなければとうもろこしなどの穀物を与えてもほとんどのケースで健康に問題が生じることはありません。しかし、消化不良などを引き起こしやすので、茹でた後に薄皮を取り除きすり潰すなど消化しやすい形にしてあげる必要があります。基本的にはあえてとうもろこしを与える必要はありませんが、与える場合は食べさせ方とアレルギーの有無によく注意してあげることが重要です。

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