犬がなつかない!考えられる原因と対策【第124回】/ペットと暮すトリビア

犬がなつかない!考えられる原因と対策


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家で犬を飼っているのに、「飼い犬になついてもらえない」、「家族の中で自分一人にだけ吠えたり唸ったりする」ということがあると困ってしまいますよね。飼い犬がなついてくれないと、何となくかわいいと思えなくなってしまうことも。今回は犬がなついてくれない理由と、犬と仲良くなるための接し方のポイントについてご紹介します。


目次


犬がなつかないのには理由がある

家族の中の誰かにだけ飼い犬がなつかないのは、その人と犬との関わりの中に何かしらの原因があると考えられます。犬が嫌がったり、警戒したりするような行動をしていませんか?具体的に犬がどんな行動を嫌がるのか、いくつか例をあげてみましょう。

大きな声を出す、強い匂いがする
人間でも、大きな声を出す人や強い匂いがする人に対し、苦手意識を持つ人は少なくありません。犬も同様です。また、犬は人間よりも優れた聴覚や嗅覚を持っており、強い刺激からは本能的に逃げてしまいがち。このため、よく大きな声を出す人やアルコールや香水など匂いが強い人を避けようとする傾向があります。

上から手を出して触ろうとする、犬より高い目線で接する、真正面から見る
ほとんどの犬の体高は人間より低く、犬の目線は人間よりもずっと下にあります。このため人間が犬の頭上に手を伸ばすと、犬の視界を塞ぐことに。また、犬より高い目線で接すると、犬にとっては威圧的に感じてしまいます。さらに、犬と視線を合わせることは、その犬にケンカを売っているのと同じ。犬は飼い主とも目が合うことはありますが、その時は上目遣いで主人の気持ちを伺うような様子を見せます。しかし、初対面の人やなついていない人と目が合うと、歯をむき出してうなり声を上げるなどの威嚇行動をしがちです。

しつこい人
自分がとくに興味を持っていないのに、しつこく後を追いかけられたり、触ろうとしたりする人に対し、犬は苦手意識を持ちます。人間のこどもが犬に嫌われるのは、このようなつきまといをしてくる時が多いようです。また、犬にもその時の状況によって気持ちに変化があり、疲れる時もあります。そんな犬の気持ちに気がつかない人は、犬に嫌われる対象に。小型犬だと抱き抱えることも可能なので気がつきにくいのですが、抱かれている状態から逃げようとしたり、抱き抱えられたまま唸ったりしている時、ストレスを感じているかもしれません。

犬のことをバカにしている人、犬が嫌いな人
犬は極めて優れた観察眼で人間のことを見ています。ちょっとした仕草や態度から、その人が犬を苦手にしていること、犬が嫌いなことなどを敏感に察します。犬に対してネガティブな感情を持っている人が近づくのを警戒するため、唸ったり吠えたりするのです。

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犬になつかれる人になるには

犬になつかれる人になるには、まず犬の嫌がることをしないことが重要です。その上で、犬に警戒心を持たせないようなコツを押さえた接し方を心がける必要があります。具体的なポイントをご紹介しましょう。

犬が落ち着いているタイミングで近づく
初対面の人はもちろんですが、慣れていない人が近くにいると、犬は興奮してしまいます。その犬の飼い主や一番なついている人に協力してもらい、まずは犬を落ち着かせましょう。また、こちらも犬を不必要に興奮させないように、動作はゆっくり、声も穏やかに呼びかけるようにしましょう。

犬に合わせた目線を心がける
犬を座らせた状態で、なるべく近い目線になるような姿勢で犬に近づいてください。大型犬や中型犬なら腰を下ろした姿勢で、小型犬の場合は誰かに抱き上げてもらってもいいでしょう。その際、犬の真正面ではなく、犬の横につくようにします。初対面の人の場合、犬は匂いを確認しようとしますが、その段階では犬をなでるのはまだ早いのでご注意を。犬が匂いを確認して納得するまでしばらく待ってみてください。そのまま犬が落ち着いた様子なら、首のあたりや背中をなでてあげるといいでしょう。ゆっくりと落ち着いて、下方から手を伸ばします。犬がリラックスした状態でなでられているなら、最初の犬とのスキンシップは成功です。

犬が喜ぶことをする
犬と緊張感のない距離が保てたら、もっと犬と仲良くなるチャンスです。犬が喜ぶことをして、犬に「この人は怖くない」と覚えてもらいましょう。犬におやつをあげたり、犬が好きなおもちゃで遊んだりするのがおすすめです。飼い主やその犬の性格をよく知る人からアドバイスを聞き、普段のやり方を参考にしながら試してみましょう。

犬の知能は3歳児くらい、とよくいわれます。3歳ぐらいの小さなこどもも、自分のことをかわいがってくれる人かどうか敏感に察知しますし、一緒に遊んでくれる人が大好きですよね。犬と仲良くするコツは、犬のことをよく理解し、理由なく怖がらないようにすることが最初の一歩といえるでしょう。

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