犬のトリミングでの注意点と、セルフカットに必要な道具について【第52回】/ペットのお悩みなんでも大百科

犬のトリミングでの注意点と、セルフカットに必要な道具について

見た目のみならず、犬の健康を保つのにトリミングはとても重要です。トリミングが必要な理由は、犬の体毛を適宜管理することで異臭や抜け毛、寄生虫、皮膚病などの対策となるためです。頻度としては月に一度程度が理想と言われますが、セルフカットでお得に済ませられるならそれに越したことはありませんよね。必要な道具やいつから始めれば良いかなどを見ていきましょう。


 

目次

トリミングの役割は見た目の可愛さを作るだけではない

トリミングには見た目の可愛さを作るだけではなく、犬の健康を維持するという重要な役割があります。口周りの毛のカットは食べ物の付着を防ぎ、腐敗による臭いを軽減します。目の周りは目やに対策になりますし、肛門周りの処理は雑菌繁殖を抑制します。また、足裏の肉球の間からも毛が生えており、これを放置すると歩行時に滑りやすくなり大変危険です。いつからカットを行うべきかの判断は一概には言えませんが、生後2、3ヶ月の子犬の頃から始めることが多いようです。親犬にべったりだった時期を卒業し、あちこちと自由に歩き回るようになると、たくさんの汚れを持ち帰ってきやすいですので気をつけたい時期だと言えます。

子犬の頃から行う利点としては、やはり「慣れさせる」というのが大きいです。成犬になっていきなりハサミを向けられたり、音の鳴るバリカンで腹の毛を剃られたりするのは犬としても怖いと感じるでしょう。子犬の内から生活の一部としてトリミングが当たり前になっていれば、成犬になってからも必要以上に逃げ回ったり、抵抗したりといった反発を和らげることができます。

犬種の特徴と毛の生え替わり時期を見極め、適切な道具でトリミングをする

長毛種で毛質の柔らかい犬種は、特に頻繁なトリミングが必要です。絡まりやすい毛には雑菌や汚れが蓄積しやすくなるばかりでなく、目の前に覆い被さってくる体毛や耳の穴を塞ぐ毛は犬に不快感を与えます。室内飼いの犬も体臭や汚れは気になるところでしょう。時に飼育場所によってはマメな手入れが必要になります。一方、短毛種でも冬毛、夏毛の生え替わり時期に、多くの毛が抜ける犬種がいます。生え替わる途中にある体毛は二重になり、毛の間も密集します。さらに、抜けた毛が生えようとする毛の間に挟まり不潔になりやすいのです。これをブラッシングして取り除いてやったり、適当な長さに切りそろえてやることで皮膚の清潔を保つ助けになるでしょう。

必要な道具としては、先の細いカットバサミ、小回りのきく小さいハサミ、バリカン、毛を整えやすい目の詰まったブラシ、カットした毛を落とすための梳きブラシがあれば便利です。ギロチン式の爪切り、毛抜きなども後々は必要になるかもしれませんが、上級者向けと言えます。まずは面積が少なく、犬としても恐怖感の少ない足裏から始め、肛門周り、腹回り、そして敏感な耳や顔周りへと進むのが良いでしょう。その時、皮膚に異常が無いかもその都度確認します。ノミがいないか、かさぶたのように荒れている箇所がないか(皮膚病の症状)、散歩途中に飼い主が知らない間に負った傷などがないかを確認すれば、治療のタイミングを逃さずに済みます。

イオンペットおすすめのトリミング用ハサミ・バリカンはコチラから!



イオンペットおすすめのトリミング用ブラシ・クシはコチラから!

愛犬に嫌な記憶を残さないよう、手入れは慎重に

トリミングにあたっては、犬に恐怖心を持たせないように注意しなくてはなりません。特に顔周りでハサミを動かす時などは慎重に行いたいものです。バリカンで手っ取り早くもできなくはありませんが、音を怖がる犬もいるのでハサミの方が望ましいでしょう。頻度も月に一度が理想的とは言うものの、必ずしも全身を一気に仕上げなければならない..というわけではありません。今日は顔周り、明日は耳の毛といった具合に犬をならしながら少しずつ行うと、犬のストレスを和らげることができるでしょう。もし、顔を触るのが難しいようなら、足裏の肉球周りから始めてみましょう。手入れする側もされる犬側もハードルが低い箇所ではないでしょうか。

そして、とても大切なこととして、犬はトリミングに恐怖を感じてしまうとその後の手入れがかなり難しくなってしまうということを覚えておきましょう。ハサミの刃先で皮膚を切りつけたり、爪切りによって指先の神経を傷付けたりした時の痛みや恐怖は長く尾を引きます。手入れしようと次の機会に飼い主が近寄っただけで逃げ出してしまう場合もあります。そのため、手入れをする前には犬自身を落ち着かせ、リラックスさせる必要があります。安心感の中で行うトリミング及びグルーミングによって、施術者と犬との信頼関係が深まっていきます。自分の体を手入れしてくれる(気持ち良くしてくれる)と犬が理解すれば、作業はとてもスムーズに進むでしょう。

イオンペットおすすめのトリミング用品はコチラから!

犬に安心感を与えるように優しく行うことが大切

トリミング及びグルーミングは犬の健康を守るばかりでなく、施術者と飼い主とのスキンシップの時間でもあります。犬が安心して相手を信頼していないと成り立ちません。大切な家族である犬には、長く健康であってほしいですよね。トリミングは慣れも必要ですが、コツさえ掴めばそう肩に力を入れなければならないものではありません。優しい言葉を常にかけながら手入れしてあげると犬も喜ぶでしょう。


【参考:イオンペットトリミングより】
▲イオンペットビューティサロン 千葉ニュータウン店

▲PeTeMoビューティサロン りんくう泉南店

▲PeTeMo petit青葉台店
この記事が良かったら もふるボタンを押してね

この記事をシェアする