にゃんにゃん編集部

猫,氷水,
ペットと暮らすトリビア

猫に氷水をあげてもだいじょうぶ?【第60回】

編集部 まめお | 2018年07月09日


1+

猫に氷水をあげても大丈夫?
適切な暑さ対策

 

暑い時期には、やっぱり冷たいものが欲しくなります。猛暑日に暑さでぐったりしている愛猫を見ると、冷たい氷水を飲ませてあげたくなるかもしれません。しかしもともと砂漠で暮らしていた猫に、氷水を与えても大丈夫なのでしょうか?こちらでは氷水のあげ方と、猫のための暑さ対策をまとめました。

目次

  1. エアコンを使う
  2. 遮光カーテンを使う
  3. 部屋と部屋を行き来できるようにする
  4. ひんやりグッズを使う

猫に氷水をあげてもOK

結論からいえば、氷水は少量であれば猫に与えても大丈夫です。水に2~3個小さめの氷を浮かべて飲ませてあげましょう。あまり冷たくなり過ぎないように調節するのがポイントです。
猫の祖先はもともと砂漠で暮らしていたためあまり水を飲まなくても大丈夫なカラダですが、水分不足になると尿石症や膀胱炎を起こしてしまいます。夏場は水入れの水もぬるくなりやすく、新鮮な水を求める猫が飲みたがらなくなることも。氷を入れることで水の新鮮さをキープしやすくなり、猫も飲みやすくなるでしょう。
ただし、仔猫やシニア猫はやめておいた方が無難です。体温調節がうまくいかないため、少量の氷水でもカラダを冷やし過ぎてしまいます。

 


▲2018年2月イベント「にゃんこ自慢大会」/アヤセさんの入選作品
「にゃんこ自慢大会」入選作品発表!! 詳しくはこちら

下痢や嘔吐に注意して、与え過ぎないようにする

人間もアイスクリームやかき氷など冷たいものを食べ過ぎるとおなかを壊してしまいますが、猫も同様です。たくさん氷水を飲むと嘔吐・下痢などの症状を起こしてしまうので、与え過ぎに注意しましょう。
個体差もありますが、おなかの弱い猫ちゃんの場合はほんの少量でも胃腸を壊してしまうことも。喜んでたくさん飲みたがる猫ちゃんもいますが、食欲不振などの体調不良の原因になることもあるため大量に飲ませないようにしてください。
氷水を飲ませる時は、「飲んだ後に下痢や嘔吐をしていないか」「飲んだ後に食欲低下を起こしていないか」などに注意して様子を観察しましょう。カラダが冷えてしまった時にすぐに猫が自分で暖を取れるよう、ブランケットなどを用意しておくのもおすすめです。
猫にあげる水の温度は基本的に、常温が一番適切だといわれています。一日中ずっと氷水を与えたり、夏の間毎日氷水を与えたりするのは良くありません。またクーラーと併用することでカラダを冷やし過ぎることもあります。すごく暑い日に、たまに、少量だけ与えることを覚えておきましょう。
氷は水なのでもちろん栄養はありませんし、水の温度を下げて飲みやすくするというだけの役割に過ぎません。絶対に必要なものではなく、むしろおなかを壊す要因になることもあります。猫がおなかを壊したり嫌がったりするようなら与えなくても問題はないため、様子を見て対応してください。

愛猫が暑そうな時にすべきこと

氷水のほかに、暑い日に愛猫のためにできることは何があるでしょうか。猫の暑さ対策をご紹介します。

1.エアコンを使う

エアコンは部屋の空気そのものの温度を下げることができるため、暑さ対策としてかなり有効です。ただあまり冷やし過ぎると猫のカラダが冷えてしまうため、28度前後に設定すると良いでしょう。ブランケットなどを用意し、猫が寒がっていないか様子を見ながら付けてください。エアコンの風は猫のカラダに直接当たらないように調節しましょう。
ちなみに扇風機は、ただ空気を後ろから前に送るだけなので、汗をかかない猫にとってあまり意味がありません。しかしエアコンと併用することで、より効率的に室温を下げることができます。

2.遮光カーテンを使う

直射日光を遮ることで、部屋の温度が上がらないようにすることができます。遮光カーテンにするだけで室温は2~3度変わってくるというデータも。エアコンとの併用も効果的です。そのほかにすだれやブラインドなどを活用し、室内に日陰を作ってあげると良いでしょう。
窓を開けて風通しを良くする方法も良いですが、必ず脱走対策・防犯対策を万全に取ってください。

3.部屋と部屋を行き来できるようにする

ドアストッパーなどを利用して各部屋のドアを開けておき、猫が好きな場所に移動できるようにしておきましょう。猫は涼しい場所を探すのが得意な動物なため、快適な場所を自分で見つけてくれます。とくに玄関やフローリングの部屋、タイル張りのお風呂などが涼しいようです。ただしお風呂は間違って溺れることのないよう、必ず浴槽の水を抜いておきましょう。

4.ひんやりグッズを使う

上に乗って涼を取るクールマットや大理石、アルミプレートなど、猫のカラダを冷やしてくれるひんやりグッズを使うのもおすすめです。市販品以外にも、凍らせたペットボトルや保冷剤をタオルに包んだものでも良いでしょう。設置しておけば、猫が暑い時に涼みにくるため自分で体温調節しやすくなります。

 

暑い日は猫ちゃんも喜んで氷水を飲んでくれるかもしれません。しかしおなかを壊す可能性があるため、飲ませ過ぎには注意しましょう。常温の水も置いておく、複数水入れを設置するなどの対策も良いかもしれませんね。そのほか、エアコンや冷却グッズなどを上手に活用し、暑い夏を乗り切りましょう。

 


▲2017年9月イベント「にゃんこの寝顔コンテスト」/terryさんの入選作品
「にゃんこの寝顔コンテスト」入選作品発表!! 詳しくはこちら

 

<<前の記事 | ペットと暮らすトリビア | 次の記事へ>>

1+