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猫は地震を予知するって本当?災害に備えて猫にも防災対策を!【第36回】

編集部 まめお | 2018年04月26日


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猫は地震を予知するって本当?
災害に備えて猫にも防災対策を!

 

地震を予知する生き物といえばナマズが有名ですが、猫も予知するといわれています。実際に東日本大震災の時も、いつもと違う行動を取った猫も多かったとか。愛猫が地震について教えてくれたら、すぐに対策も取れますよね。そんな猫の地震予知能力災害対策についてご紹介していきます。

目次

猫が地震を予知できるって本当?

古くから猫や犬などの動物は、地震を予知するといわれてきました。迷信だと思われがちですが実例も多く確認されており、その理由を解明するために日本や海外の研究機関でも研究が進められています。
神奈川工科大学の矢田准教授は、20年にも渡って「動物達の異常行動による地震予知」を研究してきました。2匹の猫に歩数計を付けて一日の歩数を調査していたところ、2011年の東日本大震災の際には数日前から異常が現れたそうです。2匹とも落ち着きがなくなりウロウロとして、よく鳴いていたとのことでした。
そのほか、日本愛玩動物協会によると1995年の阪神・淡路大震災の際には、神戸市や淡路市で飼われている猫のうち約30%が異常行動を示したとのことです。

なぜ猫が地震を予知できるのかという理由は未だにハッキリとは解明されていませんが、地震が起こる際に発生する電磁波や微弱な揺れ、急激に増加する静電気などを察知することができるからではないかといわれています。猫は感覚が鋭く、たとえば聴覚において人間は20キロヘルツまでしか聞こえないのに対し、猫は60キロヘルツの音も聞き取ることが可能です。人間には聞こえない、わずかな振動による地響きを聞き取っているのかもしれません。

いずれにしても、個体差はありますが猫は地震を予知できるといえるでしょう。その様子はまるで「第六感が備わっている」ようにも思えますが、やはり人間よりも感覚が優れていることが理由だといえます。

地震を予知した時の猫の異常行動

地震を察知した猫は、地震発生の数時間~数日前から異常行動を取ることが確認されています。その内容を覚えておけば、飼い主も適切な行動を取れるはず。愛猫が以下のような異常行動を始めた時は、速やかに対策を行いましょう。

・室内を走り回る
・落ち着きがなく、ソワソワとする
・異常に鳴いてばかりいる、いつもと違う声で鳴く
・怯えるように震えている
・高い場所に上ったまま降りてこない
・しきりに顔を洗う
・飼い主を噛んだり起こしたりする
・家から出ようとする、仔猫を運ぼうとする

地震がくるとわかっている猫は、怖がったり逃げようとしたりする素振りを見せます。普段から近所にお出かけする猫であれば、そのまま帰ってこなくなることも。室内飼いを徹底している猫は、室内をバタバタと走り回ったり飼い主や仔猫をどこかへ連れていこうとしたりします。また、ストレスを緩和させるためにしきりに顔を洗うなどの行動を取るパターンもあります。

 

災害時に!猫の防災に必要な物

地震はいつ起こるかわかりません。猫が予知する・しないに関わらず、日頃から防災用品を揃えておきましょう。愛猫の命を守るために必要なグッズをご紹介します。

・クレート、キャリーバッグ

移動時や猫用の居住スペースとして役立ちます。避難所では猫に入っていてもらいましょう。脱走の防止にもなりますし、猫ちゃん自身もその方が落ち着いて過ごせるはずです。

・エサ・水

避難所では、人間の食事配給はあっても猫にはありません。愛猫のために2週間分は用意しておきたいところです。フードは食べ慣れているもので、保存が利くカリカリタイプが良いでしょう。

・首輪とリード

首輪には飼い主の名前や連絡先を記載するのを忘れずに。避難先や外出先でリードを付けることで、脱走のリスクをグッと減らすことができます。

・ポータブルトイレ

猫はキレイ好きなので、汚い場所では落ち着いて排泄できません。また避難先でほかの人の迷惑にならないよう、簡易トイレやペットシートを用意しておきましょう。

・使い慣れた毛布やタオル

クレートの中に入れておけば、猫ちゃんを安心させることができます。毛布類のほか、気に入っているおもちゃなどでも良いでしょう。

地震に備えて日頃から準備を

防災用品を揃える以外にも、できることはたくさんあります。万が一に備えて日頃から準備をしておくと慌てずに済むでしょう。
たとえば、リード首輪クレートに慣らしておくこと。室内飼いだからと首輪を付けない猫ちゃんもいますが、災害時のことを考えて名前付きの首輪を用意しておくことをおすすめします。何かあった時にびっくりしないよう、リードやクレートの練習もしておきましょう。
また、ワクチンの接種も大切です。予防接種をしていないことにより避難先に受け入れてもらえないケースもあるので、必ず定期健診やワクチン接種は受けておきましょう。
そのほか、猫の居場所の近くにある家具を固定する、高い場所に物を置かない、窓ガラスが飛び散らないようシートを貼るといった防災テクニックも愛猫の命を守るために役立ちます。

地震大国日本では、いつ大きな地震が起こるとも限りません。日頃から防災意識を持つと同時に、飼い猫の行動や様子もチェックしておくと良いでしょう。もしかしたら万が一の時、愛猫が地震の発生を教えてくれるかもしれませんよ。

 


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