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寝相でわかる!猫の気持ちと精神状態【第32回】

編集部 まめお | 2018年04月25日


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寝相でわかる!猫の気持ちと精神状態

 

お腹を出して寝ていたり、いわゆる「ごめん寝」をしていたり、飼い猫の個性的な寝姿にクスッとなったことのある方も多いでしょう。しっぽの動きが猫の気持ちを表していることは有名ですが、じつは寝相からも気持ちを読み取ることができるんです。では猫の寝相にどんな意味があるのか、ご紹介していきましょう。

目次

寝相からわかる、猫の気持ち

猫の寝相からは、おもに「リラックスしているかどうか」「飼い主に気を許しているかどうか」などを読み取ることができます。ではそれぞれの寝相をしている時の心理状態を見ていきましょう。

仰向けでお腹を見せている

完全に安心しきっています。お腹は猫にとって一番の急所。そのお腹を見せているということは、飼い主や今の環境に対してまったく警戒心を持っていないということです。野良猫や怖い思いをしてきた猫は、こんな寝相はとてもできません。飼い猫であっても来客中はしないはずです。もっともリラックスしている寝相であり、この寝姿が取れる猫ちゃんは幸せだといえるでしょう。

横向きで足を伸ばしている

仰向けと同じくらいリラックスしています。仰向けとの違いは寝ている場所の気温くらいです。猫は寝ている時でも何かあったらすぐに反応できるよう、足を地面につけるもの。それをせずにピンと伸ばしているということは、警戒するものがないと思っている証拠です。急所であるお腹も見えていますし、思いっきり寛いでいるといえるでしょう。

「香箱座り」で寝ている

香箱座りとは、前足・後ろ足を折りたたんでカラダの下に仕舞っている座り方のこと。この状態では足の裏が地面についていないため、何かあってもすぐに行動することができません。つまりこの座り方をしている時はリラックスしている時であり、このまま寝ているということはかなり安心している状態だといえます。

足の裏を地面につけた座り方で寝ている

香箱座りと違って前足を伸ばし、足の裏を地面につけた座り方の時は、やや警戒している状態です。こうすることで、すぐに動けるよう準備をしています。前足の上に頭を乗せて寝たり、頭を持ち上げたまま寝たりするパターンがありますが、警戒している時ほど頭をやや高い位置にキープしているようです。ただし香箱座りが苦手でこの座り方をしている猫ちゃんもいます。

カラダを丸めている

周囲に対して警戒しています。急所であるお腹をしっかりと隠し、いつでも動けるようにしています。ただし寒くてカラダを丸めているだけのことも多いので、自宅で飼い主と二人きりの時にこの寝方をしていたら単に寒いだけかもしれません。

前足で目を隠している、「ごめん寝」をしている

カラダを横に倒して前足を目に乗せている寝相は可愛いですが、これは「まぶしい」と感じている時。また座った状態から頭を下げる、まるで土下座のような姿勢の「ごめん寝」の時も同様です。まぶしいけど暗い所に移動するのが面倒な時などにこの姿勢を取ることも。室内の明るさを少し調節してあげると良いでしょう。

 


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暑い時と寒い時でも変わる

猫の寝相は、気持ちや精神状態だけでなく、単純に気温によっても変わってきます。基本的には暑い時には仰向けになったり足を伸ばしたりしますが、寒い時にはカラダを丸めます。
同じリラックスしている心理状態の時でも、やや暑い時は「仰向け」適温の時は「横向き」やや寒い時は「香箱座り」で寝ることが多いようです。
また丸まって寝ている時も、警戒している時単純に寒い時の2通りの理由が考えられます。どちらなのかは猫が寝ている場所の気温を見て判断すると良いでしょう。

なんで猫は添い寝するの?

夜寝室で寝ている時や、リビングで横になりながらテレビを見ている時、飼い猫が寄って来て添い寝を始めたことはありませんか?添い寝されると可愛いし嬉しくなりますよね。じつはこの添い寝にも、「寒いから」以外の意味があります。
基本的に猫が添い寝してくれるのは、飼い主に対する信頼度が高い証拠。一定の信頼関係を築けており、近くにいると安心だと思ってもらえているということです。ただどの位置に添い寝しているかによって、多少意味合いが異なってきます。
飼い主の顔に近いほど信頼度が高く、足元に行くほど信頼度が低くなっていると捉えると良いでしょう。足の間で猫が寝ている時は、ちょっぴり警戒されているかもしれません。逆に脇の下で寝ている時は信頼度が高め。顔の横で寝ている時は、かなり甘えてきていると考えられます。しかし飼い主のカラダの上に乗っかって寝ている場合は、飼い主よりも自分の方がエライと思っているかもしれません。
また、寝ている飼い主の顔に猫がお尻を向けてきたことはありませんか?「ちょっと失礼ね!」と思うかもしれませんが、じつはこれ、かなり信頼されている証拠です。猫にとって背後は死角。後ろから敵に襲われたらひとたまりもありません。そのため、飼い主に背中を預けて後ろを守ってもらっているつもりでいるのです。そう思うと、可愛くてお尻のニオイも気にならなくなりますよね。

猫にとって快適な睡眠環境は?

猫がぐっすり眠ることができる適温は、大体15~22℃前後といわれています。15℃以下になると寒くて丸まってきますし、20℃を超えると暑くてカラダを伸ばしてきます。猫は汗をかかないため、自分で体温を調節することが苦手です。様子を見ながら、猫にとって適温になるよう室温を調整してあげましょう。
また野性の本能から、猫は静かで狭い場所を好みます。猫ちぐらや猫用のベッドなどを用意しておくと、安心して眠ってくれるでしょう。

猫の寝姿は、猫が「どう感じているか」を表す重要なバロメーターでもあります。また「いつもは広い所で寝ているのに今日は暗くて狭い場所で寝ている」という時は体調不良を起こしていることも。普段から愛猫の寝相を観察しておくと良いでしょう。

 


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