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気にしてあげたい。猫ちゃんと車でお出かけする時の注意点【第20回】

編集部 まめお | 2018年03月05日


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気にしてあげたい。猫ちゃんと車でお出かけする時の注意点

 

愛犬はよく車に乗ってお出かけしている光景を見ますが、猫はあまり見かけませんよね。愛猫を車に乗せて一緒にお出かけしたいと考えている方も多いでしょう。しかし猫は犬と違い、基本的にドライブが苦手です。こちらで猫を車に乗せる注意点を確認しておきましょう。

目次

  1. キャリーバッグは必須
  2. ハーネス
  3. 長時間なら猫用トイレや
    水、エサなど
  1. ハーネスに慣らせる
  2. 車に乗せてエンジンをかけてみる
  3. 短距離の移動で車酔いを確認
  1. 暑い日は熱中症に注意
  2. 外に飛び出してしまわないように
  3. 猫が運転席の足元に行かないように
  4. 急ブレーキはNG

猫って、車に乗るのは大丈夫なの?

じつは多くの猫は車に乗ることを嫌がります。性格や育ち方によってはドライブを楽しむ猫もいますが、かなりの少数派。犬と違って、猫は車との相性があまり良くないのが現実です。

なぜなら、猫は大変縄張り意識の強い動物だから。住み慣れた自分の家(縄張り)から連れ出されること自体が大変なストレスとなります。犬は飼い主がいればどこでも楽しめますが、猫は環境が変わることで強い恐怖や不安を覚えるでしょう。

猫にとって車の中は、自分のニオイがしない未知の空間です。しかも窓の外は目まぐるしく変わり、揺れたり大きな音がしたりと怖くて仕方がありません。落ち着かなくて鳴きながらウロウロと動き回る子や、石のように固まってしまう子もいます。ストレスが原因で体調を崩してしまう場合もあれば、車酔いで嘔吐してしまうこともあります。

そのため愛猫を車に乗せるのは、基本的にできるだけ避けた方が良いでしょう。愛猫に余計な負担をかけないためにも、お出かけは病院や引っ越し、どうしても預かり先が見つからない時の長期の帰省など、やむを得ない場合のみにしてあげてください。

車でお出かけする場合に持っておきたいグッズ

やむを得ず愛猫を連れて車で外出する場合には、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。愛猫の負担を軽減し、安全を確保するためにも基本的なグッズを揃えておきましょう。

1.キャリーバッグは必須

「抱いているから」とそのまま連れて行こうとしてはいけません。車に乗せられてパニックになると、普段はおとなしい猫でも暴れたり動き回ったりします。危ない場所に入り込んだりドアが開いた瞬間に脱走したりする可能性があるので、必ずキャリーバッグを用意しましょう。むしろ慣れない車の中では、キャリーバッグのような狭くて暗い場所の方が猫は落ち着きます。いつも使っているタオルなどを敷いてあげると良いでしょう

2.ハーネス

お出かけ先で万が一迷子になってしまうと、もう帰って来られなくなる可能性が大。首輪+リードだけでは、首輪をするりと抜け出してしまうことがあります。胴体に通して固定するハーネスを用意し、脱走を防止しましょう。ハーネスや首輪には迷子札を付けたり飼い主の連絡先を記載しておくことをおすすめします。

3.長時間なら猫用トイレや水、エサなど

遠出するようなら、トイレやごはんの準備が必要です。できれば、いつも使っている猫用トイレや猫砂を用意すると安心して用を足してくれるでしょう。難しいようなら携帯用の猫用トイレでも構いません。同様にエサやお皿も普段使っているものがおすすめです。水は零してしまう可能性があるので、シリンジの付いた補給器でもOK。好きなおやつやおもちゃなども用意するとベストです。

エンジン、リード付け……いろいろある車への慣れさせ方

いきなり車に乗せて遠出するのは、猫にとってストレス大。お出かけすることがわかっているなら、事前に少しずつ車に慣れさせてあげましょう。

1.ハーネスに慣らせる

いきなりハーネスやリードを付けようとしても、嫌がる猫ちゃんがほとんどです。まずはエサ入れの近くにさりげなく置いておくところから始め、腕を通さずに被せてみる、ごく短時間だけ着用してみる、しばらく着用したまま過ごさせてみる、リードを付けて家の中を歩いてみると、段階を踏んで慣れさせましょう。リードを付ける時は、家具に絡まらないように最初は短く持ち、絶対に目を離さないようにしてください。

2.車に乗せてエンジンをかけてみる

外に出してみても大丈夫そうなら、そのまま車に乗せてみましょう。まずはエンジンをかけずに車内の環境に慣れさせてください。慣れてきたら、エンジンをかけてみましょう。車は走らせずに、エンジン音や車体の揺れに慣れてもらいましょう。

3.短距離の移動で車酔いを確認

猫は車酔いを起こすことがあります。車の中に慣れたら、少し車を走らせてみましょう。ゆっくりと近所を周り、様子を見てあげてください。口が開きっぱなしで呼吸が荒くなっていたり、ヨダレを垂らしていたり、嘔吐するようなら車酔いするタイプです。猫とのお出かけは諦めるか、獣医さんに相談して酔い止めを処方してもらいましょう。

猫が慣れても気を付けたい!運転と車内環境の注意点

猫ちゃんが車に慣れて怖がらなくなっても、飼い主が注意しなくてはならないことはまだあります。猫の命に関わる危険や大事故に繫がる可能性もあるので、必ず以下のポイントを心がけましょう。

1.暑い日は熱中症に注意

猫は暑さが苦手な動物です。キャリーバッグに窓からの直射日光が当たらないように位置を配慮し、エアコンで気温を調節してあげてください。とくに夏場は、車内は短時間で高温になります。絶対に車の中に一匹だけ残すようなことはしないでください。

2.外に飛び出してしまわないように

閉めきった車内ならある程度猫を自由にさせても構いませんが、ドアを開けた拍子や窓を開けた時に外に出てしまわないよう、細心の注意を払いましょう。車内でもリードに繫いでおき、ドアを開け閉めする時は必ずキャリーバッグに入れるようにしてください。

3.猫が運転席の足元に行かないように

猫は狭くて暗いところを好みます。車内をウロウロしていると運転席の足元に潜り込んでしまうことも。ブレーキが踏めなくなり大事故に繫がる可能性もあるので、絶対に運転席には近づけないようにしましょう。キャリーバッグに入れておくか、猫用のシートベルトを着用させるという方法もあります。

4.急ブレーキはNG

急ブレーキ・急発進・急カーブなど、荒い運転は猫にとって大きなストレス。急ブレーキをかけた拍子にケガをしてしまうおそれもあります。車酔いの原因にもなるので、いつも以上に丁寧で安全な運転を心がけましょう。

多くの猫は車が苦手です。しかし、どうしても車移動しなくてはならない時もあるでしょう。飼い主の心がけ次第で、猫のストレスや負担を軽減することも可能です。猫の体調を最重要に考え、しっかりと準備を整えてあげてください。

 

 

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