にゃんにゃん編集部

海外特派員/イタリアからボンジョールノ

『家出猫 我が家の場合』Part1【vol.51】

特派員 Makicina | 2017年06月13日


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ニャン仔はワン仔達と違って隠れるのがとっても上手なので、一度迷子になると見つけるのは本当に難しい。

かく言う我が家のサーレさんも過去に2度行方不明になりました。
一度目は家の裏側3階の窓から屋根をつたって遊びに出たきり戻って来ない。

屋根をつたって行ける範囲なんて10メートル四方位と限られているのに、いくら呼んでも返事がありません。一体どこに消えたのか??

そして、行方不明から3日目。
本当~に微かな音が3階の窓の外で聞こえたんです。
「トンッ」とニャン仔が高い所から飛び降りる音。
急いで「サーレ!」って名前を呼んだら「ニャオーン!ニャオーン!」と大きな声で返事がっ!
昼休みで誰も居ない裏向かいのお菓子屋さんの窓から網戸越しに顔を出して助けを求めて鳴くわが仔。
急いで網戸をちょっとだけ開けさせてもらってサーレを救出。
やっぱり、こんなに近くにいたのねっ!

その日の夕方、主人がサーレとバルコニーに出て道行く人を眺めていると、裏のお菓子屋さんのアンドレアが通りかかって言うんです。
「チャオ!可愛い猫飼ってるね。実はうちの店にもどうも猫がいるみたいなんだよ。床に〇ンがあったんだけど、隠れていて出て来ないんだ。」

「ええっ!それ、この猫!申し訳ないっ」って主人は慌てて謝ってました。

猫が店に勝手に住み着いたなんて、食べ物のお店ですから事は深刻です。
裏のお菓子屋さんは本当に親切な若いご夫婦で、姿は無いのに形跡だけ残す猫の為に猫トイレと餌を置いてくれていたんですって。

お菓子屋さんには翌日「サラダ巻き」と可愛い花の鉢植えを持ってお詫びに行きました。
本当にご迷惑お掛けして申し訳ない。

迷子になったニャン仔は、どんなに近くに居て飼い主の呼ぶ声が聞こえていても、自分が「動こう」と思うまでは返事もしないし息を潜めて只々隠れているものなんですね。

この一件の後、サーレは再び迷子になります。
今度は2か月間もっ!そのお話は次の機会に。

 


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